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すばらしい燈火 / マルスの耳

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『すばらしい燈火』(2024年)
マルスの耳 セカンドアルバム

「・・(略)ある時、わたしが作った「リインカーネーション」という曲を歌ってくれてびっくりした。ま、それは生命のサイクル=輪廻の円環みたいな作品なんだけど、ネット上のどこかにアップされてるはず。
で、この2ndアルバムで「マルスの耳」の世界はもっと延伸され充実され、わたしは何度かライヴをご一緒したので、おなじみの楽曲がいろいろ聴けてうれしい。眠り→夢への言及、コラージュ的な展開、コトバへの指向=呟き、トランペットやサックスやスティールパンの出現、いろんな打楽器、和声進行の巧緻さ、内向的なのにメロディがキャッチーだからポピュラーソングとして成立できる。たくさんの人に聴いてほしい。
バンドとしての「マルスの耳」のライヴもとてもおもしろい。桃子さんvo・pと、ドラムの荒井康太さん、コーラス・鍵盤ハーモニカの横手ありささんとのバランスは絶妙で、それは単なる伴奏ではない=過不足のない、適切な注釈と敬意を自在に交換しながら対話が進んでゆくぐわいはほとんどジャズに似ている。(続く)」(高橋裕/音楽家)

「2 1/2」(2021)につづく2ndアルバム(2024)
自作詞に曲をつけた8曲に加え、表現クラブがやがやのために書き下ろした曲「リュックのなかには」含む9曲録音。

黒犬ブラッキーが見ているものは何なのか?一人なのか?誰かいるのか?
木内達朗さんのすばらしいイラストは、いつも何かが欠けているようで、でもそれが何なのかがわからない。幸せなのか、不幸せなのか、ブラッキーの視線の先にあるものをずっと考えていて、数ヶ月プレスに踏み切れませんでしたが、ようやくタイトル決めました、「すばらしい燈火」聴いてください。

マルスの耳 =中村 桃子 Momoko NAKAMURA

『すばらしい燈火』
1. 目覚めの水 
2. 珈琲パンケーキ 
3. 海の街 
4. おなかいっぱいふくれて眠る 
5. ブックマークヘヴン 
6. さらわりわる我 
7. 二人のヴィー 
8. 嗚呼、塀と鳩 
9. リュックのなかには

作詞・作曲・アレンジ・歌 演奏・録音・ミックス:マルスの耳
(3 (トランペット)yuriko)
(5 (朗読)鈴木博文(moonriders) emma mizuno 有田尚史 美学校受講生の皆さん)
(9 (歌と朗読) マルスの耳 =中村 桃子 浅見健一郎 伊藤智洋 入江陽 小島希里 佐藤智美 高橋正人 つーくん 野田雅巳 ハッシー ハッシーママ ゆうりん 作詞:小島希里& がやがやワークショップ参加者 作曲 編曲:マルスの耳 =中村 桃子 録音:林田涼太 制作協力:入江陽)
レコーディング:Ichi Studio  湾岸スタジオ いろはスタジオ
マスタリング:片岡祐介
ジャケットイラスト:木内達朗
ジャケットデザイン:石井泉
写真:石井泉

(MOMOKO RECORDS)


マルスの耳 =中村 桃子 Momoko NAKAMURA

東京都生まれ。
2020年夏からうたを作り始めて、初ソロアルバム「2 1/2」(’21)リリース。ダンサー 音楽家など他4人のアーティストと四行連詩制作、京都在住の作曲家 野田雅巳と連詩にキャッチボール式で短い曲をつけていく連曲制作(’21)、2022年春にアルバム「2 1/2」配信開始。コンピレーションアルバム「From Bigakko With Love,vol.2~4(’21~’23)に参加。本屋lighthouse「高橋くんプレゼンツ幕張おんがくまつり」無観客配信ライブ(’22)、ひょうたんハウス「帰ってきたチャーリー高橋となかまたち」(’22)、レソノサウンド「遅れてきた至急便的アルバム発売記念 マルスの耳ライブ『レソノとありさとこうたとマルス』(’22)ドラム 荒井康太 ボイス他 横手ありさ、マンダラ2「シュトカプーと仲間たち」(’22)、ひょうたんハウス「たけし楽器音楽会」(’23)、レソノサウンド「Discover MARS’ EAR」(’23)ドラム 荒井康太 ボイス他 横手ありさ ゲスト今泉仁誠 近藤治夫、マンダラ2「シュトカプーSchtkph『天路歴程』(’23) ドラム 荒井康太、表現クラブがやがや「リュックのなかには」作曲編曲(’23) 他

「最小限の音数だが自分の世界がはっきりあって迷いがない、センスがいいコード進行、爽やかで初々しいが、幾分か不穏なところもあって・・おずおずとスムースなポップスだがやっぱり何かが隠れていて・・東京の市街地の感じがする。」(高橋裕/音楽家)

よく夢をみる。それも長い夢を。 言っておかないといけない夢で満ちていたような気がする。
それなのに、ある朝、 自分に何も夢が残っていなかった。どこに消えてしまった?
 夢は、それまで悩まされていた悪夢が消えた頃から、見ていなかった。絶望感を追いやることができた代わりに、夜の夢をみるための眼を、どこかに差し出してしまったんだろう。
 消失した夢はいつか帰ってくるのか? もう、夢をみる行為を自分は失ってしまったのか?半分眠ったまま、もやの中にいるような気持ちで、「蒸発ドリーム」という歌を書き、美しく、はかない、ロベール・デスノスの「亡霊の日記」を読み返す。夢と現実と小説と未来と。

マルスの耳 は私のことです。

マルスの耳 =中村 桃子 Momoko NAKAMURA

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