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【地道にコツコツと】Fourmilehouse / Alan & John Kelly【アイリッシュCD】
¥2,500
アイリッシュフルートのジョンケリーとピアノアコーディオンのアランケリーがトラッドの曲を12セットも演奏しているCD。ギターやブズーキが伴奏に加わってリールやジグといった伝統的なアイルランドの音楽を演奏しています。目立った派手さは無いのですが、上手い人たちの演奏なのでとことん手堅いなという印象があります。こういう演奏から曲を覚えたりしたいですね。 全体的に爽やかな印象です。聴きやすいアイリッシュ音楽をお探しの方にもおすすめ。 しかし一番にはプレイヤーの方に聴いていただきたいCDです。 関連CD 【おしゃアコ】MOSAIC / Alan Kelly【アイリッシュCD】 https://resonosound.thebase.in/items/65131795 参考音源 https://youtu.be/I9vL2Wvn4Dg https://youtu.be/fpeDybhpwwI
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【音楽小旅行】sirius / Aidan O'rourke【ケルトCD】
¥2,640
スコットランドの作曲家であり名フィドラーのエイダン・オルークが作り上げた捨て曲無しの名盤がこちら、siriusです。 フィドルを主体としたスコットランド・ケルトの音楽をベースにしながらも時にJAZZYな方法で調理された音楽たちは非常に聴きやすい仕上がりとなっています。エイダンはあくまで作曲家という感じで、フィドルが登場しない時間もそれなりにあります。編成としてはアコーディオン・ギター・ピアノ・ホイッスル・バグパイプなどが登場しますが特に全編を通してトランペットが活躍しているのがめちゃくちゃ良いポイント。こんな上手い使い方はなかなか聴けません。 音楽性としては独特な浮遊感を味わえるのが面白いと思う点の一つでもあります。そのへんがシリウスなのでしょうか、無重力の音楽に感じられるかも。 とにかく一度聴いていただきたいCDです。この機会にぜひ。 PayIDアプリからご覧の方はこちらのリンクからサンプル動画を視聴いただけます。 https://youtu.be/RLVZVJpceqc https://youtu.be/8CLRgUw08JM https://youtu.be/G1AOxKl8JWM
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【伝統とモダンの融合点】Fused / Michael McGoldrick 【アイリッシュCD】
¥2,500
2000年発売もあまり出回っていないレア盤が入荷しました! アイリッシュフルートからローホイッスル、イーリアンパイプスまで吹きこなしてしまうMichael McGoldrickのソロアルバム。ルナサやフルックと言ったバンドでも活動しています。 ソロと言ってもギターやパーカッション、キーボード、ホーンセクションなど様々なゲストミュージシャンたちが彼の音色を彩っている一作。ベースが良い味出してるんですよね~! 曲はトラッドとオリジナルが半々程度。トラッドもアレンジがかっこいいので全体的にモダンな印象を持つアルバムです。 とにかく笛が上手いので笛の音色を楽しみたい方はもちろん、テンションの上がるCDとなっておりますので元気が欲しいときなどにもお聴きいただけるかと。 全13曲、充実の1時間です。 PayIDアプリからご覧の方はこちらのリンクからサンプル動画を視聴いただけます。 https://youtu.be/PbUM8mn0_Hk https://youtu.be/qA9ocBlxnVc https://youtu.be/WqTO6Yc8H_s
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【爽やか5人衆】ENDEAVOUR / Gráda【アイリッシュCD】
¥2,640
Grádaはヴォーカル、フィドル、ギター、アコーディオン、ベースなどの5人からなるアイリッシュトラッドバンド。楽器の持ち替えは多く行われるのでホイッスル、コンサーティーナ、バウロンなど聞ける音色はメンバーの数より多いです。 その実質的1stアルバムにあたるのがこちらの2002年リリースのENDEAVOUR。 若い頃の演奏ではありますがしっかりと地に足がついていて、伝統的な演奏を聴くことができます。 歌物も良いし、インストも良いです。これは名盤じゃないですかね! 特にインスト曲のかっこよさが半端ないです。キレッキレ。 歌物との割合は半々くらいの印象です。 爽やか度 ★★★★★ 民族音楽感★★★☆☆ 演奏技術 ★★★★☆ 全12曲 約47分 https://youtu.be/1yd_Bext4_A https://youtu.be/FPrNnmudDuk
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【ボタンアコと仲間たち】By Heck / David Munnelly【アイリッシュCD】
¥2,400
デイヴィッド・マネリィはボタン式アコーディオンの名手。 2004年に発売されたこのアルバムはソロ名義ではありますがフィドル、フルート、ピアノ、ギター、パーカッション、時にヴォーカルなどと共に聴き応えのあるアイリッシュを演奏してくれています。5曲目ではホーンセクションも参加し豪華な仕上がりに。 全体的にアレンジが秀逸で、飽きの来ない展開の数々が繰り広げられています。特にピアノによるアレンジが個人的には好みでした。 軽快かつ厚みのあるサウンドはアコーディオンの音色を存分に活かしていると思います。主役に回っても裏に回っても良い演奏をしてくれているあたり、流石実力のある演奏家という感じです。ノリの良い曲もバラードもお任せあれ。 新しいアイリッシュのCDをお探しの方、アコーディオンの音色が好きな方、おすすめのCDです。 ノリの良さ ★★★★☆ 曲の幅広さ ★★★★☆ 演奏技術 ★★★★★ オリジナル度★★★★☆ 全14曲 約57分 PayIDアプリからご覧の方は以下のURLから参考動画が見られます。 https://youtu.be/Rcl8uQvarAQ https://youtu.be/pHTegP_nSOw
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【北欧文化交流センター】Trading Nordic Traditions / TRANOTRA【北欧CD】
¥2,700
スウェーデンのフィドル・ヴィオラ奏者、デンマークのクラリネット奏者、ノルウェーのフィドル奏者、フィンランド/スウェーデンのアコーディオン奏者…と北欧諸国(アイスランドを除く)から演奏家が一人ずつ参加しているバンド、Trading Nordic Traditions通称Tranotoraのアルバム。 曲目はほとんどオリジナルですがメンバーそれぞれの方向性の違う曲は聴いていて面白いです。 私が聞くと、デンマークっぽい、フィンランドっぽい、なんて思ったりするのですが作曲者が必ずしも当たっているわけじゃなく、案外アレンジによって左右されるんだなと感じています。 クラリネットは通常の物に加えバスクラリネットも頻繁に登場します。 ちょうど空いている低音域を縦横無尽に駆け回るバスクラリネットは聞き所。 アコーディオンも曲によって笙のように聞こえるなど、国籍を意識しなくても充分楽しめるCDです。 曲の解説は流石北欧文化交流だけあって、英語で書かれています。 プロデュースはNordic TreeのTimo Alakotila ミックスはニッケルハルパ奏者のMagnus Holström そしてシベリウス音楽院の録音機材で録られている色々力の入った一枚です。 YouTubeで試聴ができます。 https://youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_k10UK9cLz1Vzao8Dmn9JfSSkeXF0ru8Jc 曲のバラエティ度 ★★★★★ オリジナル度 ★★★★☆ 勢い度 ★★★☆☆ 伝統度 ★★☆☆☆ 全9曲 約50分
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【あのときのまま】Inga kônstigheter / Blå Bergens Borduner【北欧CD】
¥2,700
スウェーデンのフォークバンドBlå Bergens Borduner、通称BBBの2ndアルバムです。 ご留意いただきたいのは、1993年発売のファーストアルバムも全く同じ構図で撮影されたジャケットを使用しており、唯一違うのは彼らが年を取ったということ…そしてご覧いただいているのは2015年発売の2枚目のアルバムです。 フィドル、ブズーキ、チェロ、そしてセックピーパというスウェーデンのバグパイプが主役を張っているアルバムです。 セックピーパについてはこちら https://www.resono-sound.com/2021/04/13/post-1657/ 方向性としては民俗音楽的な曲調が多め。 セックピーパは多くの人が想像しているバグパイプよりも騒がしくなく、リードの木管楽器のような独特な音色をしています。 かっこいい系、民俗音楽的エッセンスがお好きな方にはおすすめしたい良いアンサンブルです。絡んでくるチェロの旋律が心地良いです。 こちらのアルバムはYouTubeで試聴することができます。 https://youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_mweUyy6AujaCNWLdpVw5IohtHY88flkrI 曲のバラエティ度★★★☆☆ アンサンブル ★★★☆☆ 民族音楽感 ★★★★☆ 演奏技術 ★★★☆☆ 全14曲 約50分
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【北欧とおしゃれと古楽器と】Fri / Garizim 【北欧CD】
¥2,800
Garizimはハーディガーディ、サックス、コントラバスの3人で構成されたグループで、北欧やフランストラッドをジャズの語法を用いておしゃれにアレンジするスタイルが人気です。 ハーディガーディという楽器について念のため解説をしておくと、バイオリンで言う弓の代わりにハンドルを回すことで音を鳴らす楽器で、音程は鍵盤によって操作されます。ドローン弦と呼ばれる同じ音を出し続ける弦が備わっていることからバグパイプの代わりに使われることもしばしばあります。 ということもありハーディガーディの入った音楽は古楽的になることが多いのですが、Garizimは違います。 なにせハーディガーディ奏者のJohannes Geworkian Hellmanが最新のハーディガーディを紹介する動画を見たことがあるのですが、「こんな機能までついているんだ!」と最新の家電を紹介しているようでした(笑) ドローン弦をオフにしたり、オーバードライブをかけたような音にしたり、なんかもうやりたい放題でした。 ということで彼のハーディガーディはこの3人のジャズ的な音楽性を実現する、非常に綺麗な音を出しています。 サックスもElias Frigårdはソプラノからバリトンまでのサックスを吹き分ける手練れで、このアルバムでは主にソプラノサックスを使用していますが北欧らしい調和する音色です。 コントラバスのJordi Carrasco Hjelmはピチカートもさることながら弓の音が非常に良い音です。アルバムの一曲目はコントラバスのメロディから始まるのですが、「いい音だな~」と思ったのがこのアルバムを仕入れたきっかけの一つでした。 スウェーデンのトラッドとその他ヨーロッパのトラッド、そしてオリジナルを全てGarizimアレンジし、同じテイストで味わえるようにしたようなアルバムです。 動画をご覧いただくのが早いと思いますが、方向性はジャズです。 カジュアルに聴きやすいおすすめのCDです。ぜひ。 聴きやすさ★★★☆☆ 民族音楽感★★☆☆☆ おしゃれさ★★★★☆ モダン度 ★★★★★ 全9曲 約50分 ショッピングアプリBASEからご覧の方は以下のURLから参考動画が見られます。 https://youtu.be/aLkRzKH_sPA https://youtu.be/riCyj7Bt_BU https://youtu.be/sV7UyD6nazM
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【聴きすぎ注意】Hets med folkgrupp / VILDE【北欧CD】
¥2,800
このCDはニッケルハルパ×ギター×クラリネットという編成を基本としていますが、トラックごとに違ったゲストミュージシャンが参加しています。 VILDE Rikard Emgblom (ニッケルハルパ ) Nisse Blomster (ギター) Erik Larsson (クラリネット) オリジナル曲もあればスウェーデンの伝統曲や他の著名なミュージシャンの曲のカバーもしているのですが、VILDEアレンジが加わることによって知っている曲でもしばらく気付かずにいたりするんです。それが面白いところ。 したがって比較的、アレンジには力を入れている印象がありますが、味付けが濃すぎないちょうど良さは魅力です。 それから擦弦楽器、撥弦楽器、木管楽器と音色の違う楽器が3つであることを時に活かしつつ、時に上手く混ざり合いつつ曲を組み立てていくアンサンブルのスタイルはかなり心地良いです。全員主役、全員脇役。 VILDE、一般名詞なのも相まって(蛮族とかそんな意味合いのようです)YouTubeで探すのが難しいのですが、恐らく一番活動的と思われるギターのNisse Blomsterはまだヒットしてくれます。 にもかかわらずこのCDは全部YouTubeに上がっていて試聴することができます。 https://youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_loSzwKNhxVEPzUYaHIRKYK9aoF-VkOi0w 聴きやすさ★★★★☆ 民族音楽感★★★☆☆ バラエティ★★★★☆ モダン度 ★★★☆☆ 全12曲 約55分 あの、結構中毒性あります。 BASEショッピングアプリでご覧の方はこちらのリンクから参考動画が見られます。 https://youtu.be/ekvzTLsdvHo https://youtu.be/kV7-35mnPh4
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【スウェディッシュ×アイリッシュ】Fru Fortuna / KRACK
¥3,000
2019年夏に5枚だけ入荷したところ即完売したCDを再入荷できました! スウェーデンのフィドラーでありつつ、アイリッシュフィドルコースの教鞭も執っている Jennikel Andersson(Fiddle, concertina)を中心に、 Clara Andermo (Fiddle, alto fiddle) Lisa Klevebran (Flauto traverso, tin whistle) Erik Ronström (Guitar, piano) Johan Ronström (mandolin, percussion) の5人からなるKrack(クラーク)のアルバムです。 メンバーのスペルからなんとなく察しているかもしれませんが、スウェーデンのミュージシャンとアイルランドのミュージシャンが混ざったバンドです。 演奏曲はジグ、リール、ホーンパイプ、ポルカ、といったアイルランド伝統音楽をベースにしたものと、ポルスカ、ショッティスなどスウェーデン音楽をベースにしたものが両方取り入れられています。 北欧音楽を広めていると「ケルト音楽」と「北欧音楽」を一緒くたに認識されることがままあるのですが(それ自体は全く構わないです)、こちらはアイリッシュとスウェディッシュを同じメンバーが演奏しているCDなので通して聴くと「思ってたより似ていないぞ」ということに気付けるかもしれません。 どちらが良いという話では無いのですが(また無印良品では両方流れているのでなおさらややこしいですが)このアルバムにおける軽快なダンスチューンのアイリッシュと比べるとスウェディッシュはちょっともの悲しいような印象を持つと思います。それが全てではありませんが、特徴的な要素は出ているなと感じます。 逆に普段アイリッシュを聴いている人に聴かせると「アイリッシュがアイリッシュっぽくない」というような感想をいただくこともあり、双方に作用し合った"スウェディッシュアイリッシュ"という独自のジャンルなのかもしれないですね。 全部で12曲収録されていて、全体的な傾向としてはアイリッシュ寄りの爽やかめなアルバムとなっています。 なおギターのErik RonströmはMASSIVETというスウェーデンフォークバンドやKongeroというアカペラグループのプロデュースでも活躍している奏者です。そちらもぜひ。 爽やか度 ★★★★☆ 聴きやすさ ★★★★★ 民族音楽感 ★★★☆☆ バラエティ度★★★★☆ 全12曲 約55分 ブックレットはスウェーデン語と英語が併記。 関連CD →MASSIVET / MASSIVET https://resonosound.thebase.in/items/26331381
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【北欧JAZZ】The Onion's Core / IDKA JAZZ【おしゃかっこいい】
¥2,750
レソノサウンドでは北欧、特にスウェーデンのフォークを中心に取り扱っていますが、今回取引したレーベルがたまたまジャズのCDを取り扱っていて、検索してみたらわりと良かったので民俗音楽とは関係無いのですが仕入れちゃいました! サックス奏者 Ida Karlsson にピアノ Martin Juteus, ドラム Pontus Häggblom, ベース Zacharias Holmkvist が加わったカルテットでの演奏。 曲は全てサックス奏者 Ida Karlssonの作曲です。 ストックホルムのあたりまで来るとトラッドよりもポップスやジャズ、それからロックにメタルと様々な音楽を聴く機会の方が多くなってきます。 国際化――それはすなわち民族性の喪失にも近い現象でもあり、言語が無いインストの分野ではその国らしさがどの程度残るかは非常に難しい問題とも言えるでしょう。 ただ、全ての音楽がそうというわけではありませんが、スウェーデンの音楽は独特の浮遊感…言い換えれば重心の高さを感じることが多いです。 どことなくふわっとした感じというか、そういうノリ方をするのはフォークもポップスもそしてジャズにも共通していることかもしれないなとふと思いました。 このカルテットもただ上手いだけではなく、そういった軽さを持ち合わせているので北欧っぽいなと思いながら聴けるアルバムになっています。 なおこちらのアルバムはYouTubeで全曲試聴できます →https://youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_mUgNmnWTqzcPQHGyUQGGg94vosz6UiAOI フォーク屋さんがたまたま扱うジャズCDに興味がある方はぜひぜひ。 全8曲 約45分 ブックレット等は特にございません。 サックスの活躍するフォークCDもご一緒にどうぞ! Skogen i Staden / Goodland Trio https://resonosound.thebase.in/items/38223372 ショッピングアプリBASEからご覧の方は以下のURLから参考動画が見られます。 https://youtu.be/GcFafqc8Ju0 https://youtu.be/LKHquowHdv8 https://youtu.be/oJZCV3Rv3Hw
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【森の中の街】Skogen i Staden / Goodland Trio【北欧CD】
¥2,800
Goodland Trioはスウェーデンのフォークを演奏する3人組です。今は残念ながらほぼ活動していないみたいですが。 なんと言っても珍しいのがその組み合わせ! ソプラノサックス - Hanna Wiskari Griffits アコーディオン - Jonathan Larsson 12弦ギター - Oskar Reuter というメンバーで構成されており、トラックによってはフィドルやヴィオラがゲストミュージシャンとして参加していることはあるものの、基本的にその3つの楽器の組み合わせでオリジナルの北欧フォークを作り出しています。 サックス、しかもソプラノサックスはジャズでもクラシックでもメインメロディーをとることが多く比較的主張の強めな楽器だと思っていたのですが、Hannaの演奏するサックスは時としてクラリネットやフルートに聞こえる瞬間すらあるほど柔らかい音色でメロディーはもちろんハモりに回ったときの聴き心地の良さは格別です。 曲はトラッド風ではあるものの全曲がオリジナル曲となっていて、アルバム全体としてはスウェーデンもしくはデンマークのフォークに近い雰囲気の曲が多いかなと思います。 明るすぎず暗すぎず、どことなく哀愁のようなものが漂っています。 タイトルは The forest in the city モダンな都会っぽさと霧がかる森の空気感がまさに両立している良いアルバムです。 聴きやすさ★★★★★ 民族音楽感★★☆☆☆ 癒やし ★★★☆☆ モダン度 ★★★★☆ 全12曲 約50分 BASEショッピングアプリでご覧の方はこちらのリンクから参考動画が見られます。 https://youtu.be/g0HeTUwmpSo https://youtu.be/xAnw24SfjZE https://youtu.be/GgQCyL9vTDo
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【華やかな伝統音楽】Den Nya Spisen / Spöket I Köket【北欧CD】
¥2,800
スウェーデンを中心とした総勢10名のミュージシャンが演奏する北欧~ケルト音楽の数々。 Polska, Schottisといったスウェーデンの伝統曲もあればアイルランドなどの伝統音楽でもあるJigやReelなども演奏しています。 10人もいると流石に編成が豪華。音圧もなかなかのものです。 特に、フォークの文脈に金管楽器が持ち込まれることは比較的少ないので、こういうアレンジがあるのか~!と、ジャズらしい和声の使い方と共に楽しめます。 ピアノが入るとやはりおしゃれで良いですね。 金管の音の柔らかさ、抜き具合は非常に心地良いです。 ボーカル入りの曲もあり曲調は軽快なものからしっとりした曲まで様々。 編成的にビッグバンドと形容していますが、特にジャズでは無いのでお気をつけを。 (ジャズっぽいコードが鳴っていたりはしますが) メンバーと編成はこんな感じ Nisse Blomster - feet, guitar Linnea Aall Campbell - fiddle Mads Kjøller-Henningsen - flute Lies Hendrix - melodeon Erik Bengtsson - double bass Emma Engström - piano Albin Lagg - trumpet Erik Larsson - clarinet Ella Wennerberg - trombone Henrik Büller - alto sax 全12曲 約55分 Spöket I Köketは『キッチンの幽霊』みたいな意味らしいです。 【こんな人におすすめ】 豪華なサウンドが好きな人、凝ったアレンジが好きな人、管楽器が好きな人、アイリッシュも北欧も好きな人 ショッピングアプリBASEからご覧の方は以下のURLから参考動画が見られます。 https://youtu.be/KDcgTCmsy0A https://youtu.be/yJIzoUS4dj4 https://youtu.be/R6W1yTzsJmY
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【伝統に添える新しさと懐かしさ】Strängar & Blad / Lucas Scheffold & Helle Andersen【北欧CD】
¥2,800
ギターのLucas ScheffoldとベースのHelle Andersenによるデュオ。 ほとんどのトラックにゲストとしてクラリネットやサックスが混ざります。 わりと有名どころのトラッドを演奏しているのですがアプローチの仕方が独特というか、そもそもアコギとエレキベースの2人という組み合わせもフォークでは珍しいと言えばそうなのですが、面白い仕上がりになっています。 とても自然体な良いCDなのでのんびりしたいときに流すのですが、聴けば聴くほど発見があって聞き流せないのが唯一の難点ですかね(笑) ほんとに音が良いです、高音質という意味ではなく、音色が良いです。 …これ書いているのがベーシストなので細かい話をしますがエレキベースがプレシジョンベースというシンプルなピックアップ構造を持ったエレキベースを用いているのも面白い点です。プレシジョンベース特有の温かみのある音色でときにピエゾピックアップを搭載したウッドベースのようにも聞こえます。技術的に難しいことはしていないのですが(上手いんですけどね)、その最低限にして最大限の活躍を見せ、エレキ楽器でも違和感なく混ざれているのは北欧らしい音色を追求しているからなのだろうなと思いました。 すみません、話が逸れましたね。 4曲目には記載が無いですが一部にエレキギターを重ねていると思われます。 ゲストにギタリストがいないので多重録音でしょうか。 「やっていることは確かにフォークだけどその音色で聴いたことが無かった」みたいな録音なのがこのCDの面白いところかなと思っています。 聴きやすさ★★★★☆ 民族音楽感★★★☆☆ 独自性 ★★★★★ 伝統度 ★★★★☆ 全12曲 約45分 ショッピングアプリBASEからご覧の方は以下のURLから参考動画が見られます。 https://youtu.be/-zmfxicPyoo https://youtu.be/2M4pSp2CFzE https://youtu.be/Zj9ul3V8G70
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【アイリッシュ×オーケストラ】with RTE Concert Orchestra / Lúnasa【ケルトCD】
¥2,530
大人気アイリッシュバンドとして名を馳せるLúnasa(ルナサ)が舞台「リバーランド」のバッキングを担当した楽団、RTEオーケストラと共演したライブのアルバム。 今でこそ北欧音楽にどっぷりハマっている私も、民族音楽の入り口は確かLúnasaだったような気がします。 Lúnasaを簡単に紹介すると、ホイッスル・フルート、フィドル、イリアンパイプス、ギター、コントラバスからなる5人組のアイリッシュバンド。スピード感と爽やかさのあるアコースティックサウンドは1998年にデビューしてから不動の評価を得ています。 Lúnasaのみの音源を下に掲載しておきますね。 さてそんなLúnasaがオーケストラと共演。 民族音楽×オーケストラ(クラシック)は色々な方々がやっていますが……正直、民族音楽の良さが損なわれてしまうことも多く、アレンジャーや指揮者がどれだけ民族音楽への理解をしているかにかかってると言っても過言ではないと思います。 本作は前述の通り多様なジャンルとの共演を果たしケルト音楽との縁も深いRTEオーケストラではあるものの、何より特筆すべきは全曲のアレンジを担当した若手作編曲家、ナイル・ヴァレリーはLúnasaでイリアン・パイプスを演奏しているキリアン・ヴァレリーの兄にあたります。クラシックの文脈とアイリッシュの文脈を理解し見事に調和させたアレンジによって、Lúnasaの良さが損なわれること無く、適切なオーケストレーションをもって迫力や壮大さ、スケールが増した演奏はここでしか聴けない新しい境地と言えるでしょう。 凡庸な例えですが、映画音楽やゲーム音楽っぽく聞こえるときもあると思います。 それらは世界観を印象づけるために民族音楽風の旋律を用いることがあるわけですが……要するに、このCDこそがそれらのジャンルの人々の”やりたいこと”の結論なのではないかと。 もちろん、BGMではなくコンサートチューンなので選曲もアレンジも退屈せず聴けることでしょう。 下に掲載している動画です(アプリでご覧の方はこちらのリンクからご覧ください) https://youtu.be/5tdZk2rzJuY https://youtu.be/0uFqzKkXOdE モダン度★★★☆☆ 壮大さ ★★★★☆ 民族音楽感★★★☆☆ スピード感★★★★★ 全9曲 約50分 日本版 日本語解説ブックレット付き
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【北欧CD】 Spel / Bukkene bruse 【ノルウェーの香り】
¥2,800
SOLD OUT
ノルウェーの名フォークバンドとして名を馳せているBukkene bruseの2004年発表最新作。伝統音楽を引き継ぎながらも新しい境地を開拓し続けています。余談ですがバンド名はノルウェーの童話「三びきのやぎのがらがらどん」にちなんでいるとか。 このCDでフロントを担うAnnbjørg Lienはニッケルハルパとハーディングフェーレの二刀流。どちらを弾いても非常に上手いです。面白いところでは笛の奏者がいるところでしょうか。かつてリコーダーがノルウェーに入ってきたとき、運指の分からないノルウェー人は全部塞いだ状態から順番に空けていったのですが、それによって生まれる、特定の音がフラットした音階がなんとノルウェーの伝統的な音階とよく似ていたのです!彼らはそれを海から入ってきた笛、sea fluteと呼び、このCDでもその楽器が用いられています。また、北欧で広く見られる柳を使った笛も同様に用いられています。 曲はトラッドが8割ほどですが、彼らに加えて弦楽四重奏がいたりと、サウンド的には比較的クラシカルで厚みのある…スウェーデン音楽と比べると重量感と湿度を感じる演奏となっています。北欧好きには有名な曲も収録されていますし現地語の歌もあり色んな側面から楽しめるアルバムになっています! こちらのCDは2枚だけの限定入荷になります!お早めに! 伝統性 ★★★★★ 曲の幅広さ ★★☆☆☆ 民族音楽感 ★★★★★ 重厚感 ★★★★☆ 全15曲 約60分 下の動画はこのCDの1曲目になります、ご参考に!
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【ケルトCD】Out To An Other Side / Liam O'Flynn 【イリアンパイプスの音色】
¥2,200
イリアン・パイプスとはアイルランドで古くから演奏されてきたバグパイプの一つ。 楽器について詳しくは「ケルトの笛屋さん」のページをぜひご覧ください! https://celtnofue.com/instrument/celtnofue/instment_detail---id-194.html Liam O'Flynn(リアム・オフリン)はイリアン・パイプスの名手。 バグパイプというと先入観的に粗野な大音量の演奏を想像してしまうかもしれませんが、彼の演奏はとにかく「柔」であり、それこそが他の奏者と一線を画している大きな違いかと。 このアルバムは1993年発売のソロとしては3枚目のアルバムになりますがかくあるアルバムの中でも非常に評価が高いです。イリアン・パイプスの力強くも甘美な音色を彩るギターやオーケストラなど様々な楽器の数々。ヴォーカルを招いた歌物のトラックもあり、バラエティ性も文句なし。 アイルランド音楽と培われてきたイリアン・パイプスの歴史を最高の奏者の演奏で楽しめる1枚です。ぜひ。 伝統性 ★★★★☆ バラエティ性★★★★☆ 聴きやすさ ★★★★★ 全11曲 約50分 日本版解説あり 下に掲載している動画です(BASEショッピングアプリでご覧の方はこちらのリンクからご覧ください) https://youtu.be/R49jSnY9rpc https://youtu.be/oGNc7E-mTM0 https://youtu.be/OUL5S7akT1c
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【ケルトCD】The Best of / Aly Bain & Phil Cunningham【爽やか】
¥2,200
スコットランド出身のフィドラー、アリと鍵盤からホイッスルまでマルチに演奏するフィルによる20年のデュオ活動から好きな曲を集めたベスト盤。(発売は2004年) 基本的には二人の演奏ですが楽器が変わると雰囲気もガラッと変わりますし、いくつかのトラックにはゲストミュージシャンも参加しているので飽きることはありません。曲のラインナップとしてはトラッドが約半分、オリジナルが半分という感じでFox Hunter’s Reelなどはセッションでもよく聴く非常に有名なアイルランドの伝統音楽です。 自分たちがどんな音楽を好きでいたのかを思い出させるため初期の録音も収録している、とブックレットの終わりに書いていて、このアルバムの中でも確かに大人びた演奏と若々しさを感じる演奏の両方が楽しめるなあ、と思っています。どちらにしても演奏技術は申し分ないですし、二人の息の合い方は素晴らしいです。ゲストにアコーディオンが参加しフィドル・ピアノ・アコーディオンというトリオになったときのサウンドもまた良くて、フィドルとアコーディオンが溶け合うように一つの音となって、ピアノもそれらと上手く混ざり合っています。どうしてもピアノの音って浮いちゃうというか、発音原理からしてフィドルと混ざり合うことはアコーディオンより難しいと思うのですが、彼の演奏では適度な役割分担と適度な融合で独自の世界を作り上げています。 聴きやすさ★★★★☆ 曲の幅広さ★★★☆☆ 爽やかさ ★★★★☆ 民族音楽感★★☆☆☆ 全19曲 約77分
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【セックピーパの響き】med pipan i säcken / Olle Gällmo【北欧CD】
¥2,600
SOLD OUT
スウェーデンの伝統的な楽器でバグパイプの一種に säckpipa(セックピーパ) という楽器があります。このアルバムではセックピーパのriksspelman(国民民族音楽家)であるOlle Gällmoが伝統的なスウェーデンの音楽を25曲も演奏しています。 セックピーパについてはこちら https://www.resono-sound.com/2021/04/13/post-1657/ ~~~ Gällmoは1991年にスウェーデンのセックピーパの伝統の研究を開始し、以来、コンサート、コース、ワークショップ、講義、楽器を網羅したWebサイトを通じて、スウェーデン国内外でこの楽器の重要な支持者の1人になりました。 ~~~ このアルバムでは伝統的な1ドローン、1チャンターの楽器と2ドローンの現代的な楽器の両方を使い分けていて、かつ歌やもう一人のセックピーパ奏者や時には12弦ギターを交えて飽きない工夫がされています。 なかなかセックピーパだけを聴く機会というのは無いと思いますのでぜひこのCDでお楽しみください。 伝統度 ★★★★★ 民族音楽感★★★★★ レア度 ★★★★★ 下の動画はトレーラーになります! ぜひご覧ください♪
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【北欧・中世】Best of poeta migica / poeta migica 【かっこいい】
¥3,000
ドイツ出身のニッケルハルパ奏者、Holger Funke率いる北欧×古楽なバンド。 北欧トラッドの中でも古い時代の物(ずっとドローン音が鳴っているような)を取り上げていたり、オリジナル曲も中世音楽を意識しているように思えます。 古い時代のニッケルハルパやバグパイプなどが使われているのもその象徴でしょう。 しかし、そのサウンドは壮大で、中世モチーフのシンフォニックな音楽を奏でています。 時にミュージカルのようにも思える歌、クラシカルに組み立てられた旋律の絡み合い、鳴り続けるドローン音。 日本の音楽グループだとSound HorizonやALI PROJECTと似たものがあるかもしれません。 こちらは2004年に発売された活動10周年を記念したアルバムで、medieval,oriental,Scandinavian,mystic,medieval rockといずれも民族的なかっこよさのある様々なタイプの曲が収録されています。CDは二枚組になっていて、二枚目にはなんとビデオまで収録されています! ニューアルバム→https://resonosound.thebase.in/items/25773938 参考音源はこちらから
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【北欧CD】Lästringe låtar【南スウェーデンを感じる】
¥2,500
ストックホルムの南側、バルト海沿岸の地域であるLästringeの音楽家たちによる伝統音楽の録音。たくさんのフィドルにトラックによって異なる楽器が加わります。ギターやオルガン、クラリネット、珍しいところではマンドリンなど… 全体的に聴きやすい良いCDになっているのですが、特筆すべきはリズム(ダンス)のヴァリエーションでしょうか。Engelska(イングランド由来のダンス)やHambopolkett、Hamburskaなどは他のCDではあまり見かけないダンスです。そういった単語がわかるとYoutubeでの検索も捗りますから、タイトルが詳らかなCDは良いCDだと個人的には思っています(笑) ソロがあったり伴奏楽器が変わったりと飽きない工夫がされている点もポイントが高いです。 地味だけど勉強になるし質は良い、そんなCDです。ぜひ。 伝統度★★★★★ 曲のバラエティ度★★★★☆ 民族音楽感★★★★☆
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