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【ついに見つけたVäsen郷】Melliken / Väsen【北欧CD】
¥3,000
デュオとなったVäsenの、2枚目のアルバムが発売となりました! ちょっと迷走の陰もあったように思える前作「DUO」から一気に飛躍し、2人であのVäsenサウンドに辿り着いたと感じます。 Olovの弾く古いタイプのニッケルハルパは躍動的でありつつ美しい音色を奏で、Mikaelのエレキヴィオラの低音がそこにアグレッシブなリズムやリフを添えます。 これはかっこいい。完成してしまった、とすら思いました。とてもおすすめ。 日本でいま取り扱っているのは多分レソノサウンドだけなので、CDとして欲しい方はぜひ。 Olovに日本のみんなへメッセージを書いてもらいました! Dear friends of Väsen in Japan! We have built a new sound and a new repertoire that we would love to share with you. We miss you a lot and hope to see you in person soon. Väsen’s new album “Melliken” invites you to enter a colorful, expressive world in which Olov and Mikael’s music runs through the generations like a common thread. Traditional tunes are commented on by new compositions and the old tunes played by Gustaf Strutz, Melliken and Gustav Uggla gain wings and fly once more. A dark touch on the bass viola and the violoncello da spalla combines with silvery nyckelharpas to form a unique sound and interplay. Melliken is the latest stage in Väsen’s long musical journey which now spans almost four decades. As always, joy and love of the music are at the heart of it all. The album’s title, ”Melliken” was the nickname given to the fiddler Per Persson Menlös in his home village of Hedesunda. All the traditional tunes on this recording are linked to the area along Dalälven, where it becomes the border between the provinces of Uppland and Gästrikland. But the river wasn’t a border for the people who lived there. Dalälven made it easy to travel and connect. 親愛なる日本のヴェーセンの友だちのみなさん!わたしたちは新しいサウンドと新しいレパートリーを作りあげました。みなさまにそのことをぜひお伝えしたいと思います。わたしたちはみなさんのことがとても恋しく、すぐにでも直接会いたいと願っています。 ヴェーセンの新しいアルバム、「メッリケン」は、みなさんを色鮮やかで表情が豊かな世界へと誘います。そこではオーロヴとミカエルの音楽が共通した筋道の様に時代を駆け抜けていきます。伝統曲は新しい構成によって解釈が付けられ、グスタフ・ストルッツとメッリケンとグスタフ・ウッグラによって演奏されたその古い曲たちは、羽を得てもう一度飛び立つのです。ベースヴィオラとヴィオロンチェロ・ダ・スパッラのダークなタッチは、シルベルバスハルパと融合してユニークなサウンドとインタープレイを形作るのです。メッリケンは、今やほぼ40年に渡ろうかというヴェーセンの長い音楽の旅における一番新しい道程です。これまで通り全てその中心には、音楽の喜びと愛があるのです。 このアルバムのタイトル「メッリケン」は、ヘーデスンダ出身のフィドル弾きペール・ペーション・メンルースに与えられたあだ名です。 このレコーディングにおける伝統曲は全て、ダール川沿いの地域に因んだものです。ダール川はウップランド地方とイェストリクランド地方の境をなしていますが、そこに住む人々を隔てるものではありませんでした。その川が旅をするのも交流するのも容易にさせたのです。 関連CD トリオ時代のもの https://resonosound.thebase.in/items/67550541 前作 https://resonosound.thebase.in/items/48094363
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【伝統を紡ぎ、つなぐ糸】Silver Knot / Yuki Noma & Riko Matsuoka【北欧・ケルトCD】
¥3,300
レソノサウンドでライブをしていただいてから3年、おふたりの待望の1stアルバムが発売になりました! 下に掲載している動画はレソノサウンドで撮影されたものになるのですが、私、この2人のデュオが大好きで……本当に暖かさが伝わってくる良いデュオだなと思います。 野間友貴さんが弾いているのは、ノルウェーの民俗楽器「ハーディングフェーレ」です。普通のバイオリンとは見た目も音色も奏法も違うのですが…… ハーディングフェーレについて詳しく知りたい方は私が以前書いたこちらの記事をご覧ください。 https://www.resono-sound.com/2021/02/02/post-1460/ 松岡莉子さんが弾いているのはスコットランドのハープです。莉子さんは昨年、キングレコードからメジャーデビューしました。その時の肩書きはケルティックハープ奏者になっています。莉子さんはもちろんアイルランドやその他の地域の音楽にも詳しい方ではありますが、ルーツとなっているのはスコットランド音楽だと思うので、レソノサウンドではあくまでもスコティッシュハープ奏者と呼びたいと思っております。(「ケルト音楽」の方が売り出しやすいんですよね、商業的に。それは分かっているつもりです) スウェーデンとスコットランド、お互いが大切にしているものを尊重しながら、二人にしか生み出せない音楽を生み出しているのはリスペクトの表れだなと思います。二つの旋律が見事に混ざり合うとき、スウェディッシュフォークの良さがとてもよく表れていると思いますし、聴きやすさ、取っつきやすさはスコティッシュフォークの良さが存分に発揮されていると感じます。 とてもおすすめのCDです。 ぜひこの機会に。 Pay IDアプリからご覧の方はこちらのリンクで収録曲を聴くことができます。 https://youtu.be/xd_jBk2kXIc https://youtu.be/0q_Xq4d5rQE https://youtu.be/clTgtZB3OWI
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【スウェディッシュフォークバンドの金字塔】Väsen【北欧CD】
¥2,500
ニッケルハルパのOlov Johansson、5弦ヴィオラのMikael Marin、12弦ギターのRoger Tallrothと言えば無印良品BGM8にも収録されている超有名ミュージシャンで、3人はVäsenというバンドを結成していました。(2022年10月現在、ギターのローゲルが脱退しVäsen Duoとして活動中。) 今回入荷したのはそんなVäsenの黄金期とも言われるトリオ時代を中心としたCDです。 古い順に紹介していきます。 Trio (2003年) その名の通りVäsenからパーカッションのアンドレが抜け、弦楽器3人となった初のアルバム。 民俗音楽らしさとモダンな聴きやすさを両立したアルバム。 ほぼオリジナル曲ですが比較的民俗色は強め。 ライブでも人気の曲、Josefins Dopvalsを収録。 この頃のミカエルはまだ5弦ヴィオラじゃ無くViolaとFiddleを持ち替えていたんですね~ Keyed Up (2004年) 全曲オリジナルとなった本作。 Väsenがやりたいことをやりたいようにやれているなと感じるアルバムとなっています。 3人のアンサンブルが安定してきたようにも思えます。 超聴きやすい曲ばかり。スタッフのお気に入り。 Linnaeus Väsen (2007年) このアルバムのみパーカッションのAndré Ferrariが再び加わっています。 パーカッションが入ったことによりアレンジへのこだわりがさらに加速しているように感じます。 曲を調べてみると案外トラッドが多いのですが、アレンジにより見違えるような変化を遂げているかと。 アンドレのパーカッションは北欧音楽でも屈指の上手さで、第4のメロディ楽器として上手くアンサンブルをしています。 Väsen Street (2009年) Väsen結成20周年を記念して制作されたアルバム。 バンドの活動を支えた人たちへの感謝の楽曲集となっています。(ほぼオリジナル) ウーロフのメロディの正確さが際立ち、20年の軌跡は伊達じゃ無いことを感じさせてくれます。 ゲストミュージシャンにパーカッションのアンドレの他、 ブルーグラス界からマンドリンのMike Marshall フィドルのDarol Angerを迎えたトラックも含まれています。 弊社代表のお気に入り。 音源は特に付けませんがVäsenで検索していただければ無限に映像が見られるので見てみてください!どれを買っても外れはないと思います! 関連CD Duo / Väsen https://resonosound.thebase.in/items/48094363
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【故郷のような新境地】 Duo / Väsen【北欧CD】
¥2,200
ニッケルハルパのOlov Johansson、5弦ヴィオラのMikael Marin、12弦ギターのRoger Tallrothと言えば無印良品BGM8にも収録されている超有名ミュージシャンで、3人はVäsenというバンドを結成していた。 しかし昨年11月、ギターのローゲルがVäsenを脱退することを発表。 デュオとなった2人での初のアルバムがこの「DUO」である。 今まで5弦ヴィオラを弾いていたMikaelがエレキヴィオラを駆使しウッドベースのような低音を出したり、肩乗せチェロを使うなど新たな試みは各所に感じられる。Olovも、シルベルバスハルパという古い時代のニッケルハルパや、オクターヴハルパという普通のニッケルハルパより低い音の出る楽器を使っている。 今まで伝統音楽をモダンに解釈し、新しい音楽を見せ続けてきたVäsenだが、ある意味伝統性に再帰したかのようにも思える編成であり選曲となったVäsen Duo。しかし、流石Väsenと言ったところか決してありふれたところには帰らずに、新しい音楽を提供している。 実際にオリジナル曲の他に、伝統曲、そして故郷Upplandの作曲家Eric Sahlströmの曲が数曲収録されている。有名な曲で他のミュージシャンもカバーしている曲だが、Väsenのそれはずば抜けて上手い。伝統曲はオリジナリティに溢れるアレンジとなっている。そしてそれらはDuoでなければ生まれなかった発想かもしれない。 Olovという稀代のメロディプレイヤーとMikaelという縦横無尽に立ち回ることのプロが一つになったとき生まれる音楽とは。 新境地に辿り着いた二人の演奏をぜひ。 オリジナル度★★★★☆ かっこよさ ★★★★☆ 民族音楽感 ★★★☆☆ 演奏技術 ★★★★★ 全16曲 ショッピングアプリBASEからご覧の方は以下のURLから参考動画が見られます。 https://youtu.be/NSeraMfUrOQ https://youtu.be/_JM73DSNj1g
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【伝説タッグ、ここに在り】Aly Bain & Ale Möller【ケルト・北欧CD】
¥2,750
スコットランドの名フィドラー、Aly Bainとスウェーデンの多彩な楽器を演奏するAle MöllerによるCD。Aleがアルバムのジャケットで持っている楽器、マンドーラについてはこちらの記事をご覧いただきたい。 https://www.resono-sound.com/2020/07/04/post-842/ 基本はフィドル(ヴィオラ)+マンドーラのスタイルでシェットランドやスウェーデンの伝統曲を演奏している。 Alyはスコットランドの元首相に「スコットランドの象徴」とまで呼ばれた人物で、アイリッシュとはまた違ったスコティッシュフィドルの趣を魅せる。Aleのマンドーラは伴奏楽器でありながらメロディに絡み合っていき、一つのサウンドを作り上げている。また、オーバートーンフルートなど各種笛を効果的に使用しているのも特徴だ。 Fully Riggedは2001年発売の1stアルバム。 シェットランドの伝統曲を中心に少しスウェーデンの伝統曲といったバランスになっていて、既に完成された息の合い方を聴かせてくれる。 Beyond the Stacksは2007年発売の2ndアルバム。 こちらもシェットランドの伝統曲を中心に少しスウェーデンの伝統曲の配分で、1曲だけAleのオリジナル曲が演奏されている。 前作も今作も、編成からすると撥弦楽器+フィドルという非常に聴きやすく(ある種薄く)なりがちな編成であるが、この二人に関してはメロディとバッキングのように明確な役割分担がなされていないため聴き応えが十分にあるのが特徴だろう。Aleのアプローチは本当にスウェーデン人らしい「概念」に囚われない動きを教えてくれる。 ということで一見すると聴きやすいデュオCD、しかし玄人向けの「濃さ」も持ったCDであることは確実だと言えるだろう。 参考動画 https://youtu.be/P6DoQCc1mwM https://youtu.be/NMRsER1HjlQ https://youtu.be/qHKR3rJlTjM
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【フィドル大集結!】Live / String Sisters【北欧・ケルトCD】
¥2,600
レソノサウンドについにDVDがやってきました! こちらはString Sistersという、女性フィドラーを集めたアンサンブルのライブDVDとなっております。やっぱり映像付きで聴くと色々違いますね! まずはメンバー紹介から Mairéad Ní Mhaonaigh — Irish fiddle, vocals (Ireland) Annbjørg Lien — Hardanger Fiddle (Norway) Liz Knowles — fiddle (USA) Catriona MacDonald — fiddle (Shetland, Scotland) Liz Carroll — fiddle (USA) Emma Härdelin — Fiddle, vocals (Sweden) アイルランド、スコットランド、スウェーデン、ノルウェー、アメリカと本当に各地から凄腕のフィドル奏者が集められていることがわかります。 ちなみに彼女たちが"Sisters"であるのに対し、サポートのバンドメンバーはMistersと呼ばれています。 David Milligan — piano (Scotland) Tore Bruvoll — guitar (Norway) Conrad Molleson — bass (Scotland) James Mackintosh — drums (Scotland) こちらも実力のあるミュージシャンたちで、"Sisters"の演奏を華々しく飾ります。 このDVDは2005年2月26日にノルウェーのドランメンシアターで行われたライブを録画編集したものになります。 収録曲数は全部で24曲!ライブとしても非常に満足感のあるものとなっております。 それぞれのルーツとなっている伝統音楽を弾いたり歌ったり、多国籍ながらもルーツを大切にしているという点では共通しているのか、見事なアンサンブルを奏でてくれています。 このDVDとは別のライブの映像ですが、参考動画を以下に掲載します。(アプリからご覧の方はURLをタップしてください) https://youtu.be/gUe1jA3a7_I https://youtu.be/hLMkJJpCJ1Q
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【濃縮還元スウェディッシュ】Anders Rosén & Jonas Åkerlund【北欧CD】
¥2,800
スウェーデン、それも西ダーラナの濃ゆいCDが入荷しました! 演奏者はフィドルを中心に様々な楽器を演奏するJonas Åkerlundとその師匠、Anders Rosénという最高の組み合わせ。Jonasはギターなども演奏する奏者ですが、これらのアルバムではフィドルとセックピーパ(スウェーデンのバグパイプ)の演奏にとどめています。 フィドル2本という、スウェーデン伝統音楽の本質とも言える編成で、リズムも迷子になるような土地土地の伝統曲を演奏しているアルバムたちですが、Jonasの意向でYouTubeやSpotifyにはアップロードされていません。これはCDを手に入れるしかありませんね! アルバムには使われているチューニングまで記載されているものもあります。曲が変わると変則的なチューニングにすることもあるようです。曲の伝承者と地名が載っている資料的価値の高いブックレットも充実しています(スウェーデン語ではありますが…。) 今回は4タイトル入荷することができました。 Jonasは元々南スウェーデンの出身ですが、若い頃からAndersの元へ通っていたようです。 Den Ljusblå Leken (2008) 27曲中Andersの作曲した2曲を除き全てトラッドという魅惑のアルバム。 デュオとしては最初のアルバムですが、完成度は既に境地へ達しています。 Skymningslek (2012) このアルバムではJonasがちょこっとギターを弾いていますが、控えめなギターがまた良い味を出しているんです…! 1/3くらいがAndersの作曲になっています。とはいえもうトラッドと同じ感覚で聴けるんですが。 Hälsningar (2019) 打って変わって半分以上の曲がAndersのオリジナル曲である作品。 Andersの曲はダーラナだなって感じのリズムとフレーズでもはやトラッドとの区別がつきません。80年代から指導者として活躍していた彼の作品も後にトラッドとなることでしょう。 Rent spel och klara fönster (2022) さて、こちらが最新作になります。 土地の作曲家の作品にフォーカスしたアルバムで、Andersのオリジナルはありません。 このアルバムではなんと8種類ものチューニングが使い分けられているようです。(しかもA=432Hz) 近代の曲だからか、比較的聴きやすいものが多いように感じます。 聴いていて楽しい作品です。 関連CD 【中世ファンタジー】Prins i Puttalandet / LURE【北欧CD】Jonasが参加 https://resonosound.thebase.in/items/67572687 【生活と音景色】Tritulen / Tritulen 【北欧CD】Jonasが参加 https://resonosound.thebase.in/items/67737982
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【生活と音景色】Tritulen / Tritulen 【北欧CD】
¥2,800
TritulenはヴォーカルのEbba Jacobssonとフィドル・ギター・ヴォーカルのJonas Åkerlund、アコーディオン・ヴォーカルのAnette Thorsheimの3人グループ。 彼らはノルウェーとスウェーデンの西海岸の伝統曲を演奏しています。 音楽は生活に根付いたものばかりで、神聖な歌、ラブソング、そしてダンス曲などが中心となります。 歌詞のある歌から、歌詞の無いメロディを歌ったもの、それから完全なインスト曲まで幅広く、Jonasは相変わらず器用で歌物の時はギターで伴奏をし、インスト曲のときはフィドルでメロディを弾いています。 レソノサウンドでは珍しくノルウェー要素の強いCDになります。(歌もノルウェー語) Ebbaの歌声は素朴ながら聴いていて癒やされる声質です。曲目も楽しげな曲が多いので聴いていて幸せな気持ちになれます、ほっこり系のCDだと思います。おすすめです。 PayIDアプリからご覧の方はこちらで試聴ができます。 https://youtu.be/ICw2FDKBiYU https://youtu.be/dykhtJxwWvs
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【中世ファンタジー】Prins i Puttalandet / LURE【北欧CD】
¥2,800
LUREはマルチプレイヤー(ハーディガーディ、アコーディオン、バグパイプなど)のHarald Pettersson、シターン・歌のEsbjörn Hazelius、フィドル・歌のJonas Åkerlund、コントラバスのFredrik Bengtssonからなる4人組のバンド。本作はそんなLUREの2ndアルバムです。 ハーディガーディやバグパイプと言った持続音の鳴る楽器を中心に組み立てられている音楽性は中世の音楽を想起させますが、シターンのアレンジなどは現代的な要素も多く取り入れられており、タイトルの「小人の国の王子」の通りファンタジー的世界観を作り上げています。 南スウェーデンや西ダーラナの伝統曲や、メンバーそれぞれのオリジナルなど曲はバラエティに富んでいますし、特筆すべきはエスビョン・ハゼリウスのヴォーカル曲かもしれません。 ダンディな歌声とヨーナスによるコーラスはカントリーミュージックのようでもあり、しかしやはり北欧音楽であります。 全体を通して統一感があるので、こう言った音楽性が好きな方は大満足の1枚になることと思います。 サンプルでつけた動画のBGMはこのアルバムから引用されています。 ご参考までにお聴きください。 (LUREはYoutubeにもSpotifyにもいないためCDが貴重なのです)
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【宇宙との密会】KONTAKT / Folke, Emma, Josefina【北欧CD】
¥2,800
こちらはニッケルハルパ、フィドル、ギターの3人によるアルバムで、店頭でも売れ筋の商品です! スウェーデンの伝統音楽を中心に演奏し、いくつかギターのFolkeによるオリジナル曲が収録されています。全体的にかっこいいです。伝統曲もちょっと癖になるような曲が多くて、気付いたときには中毒になっているようなCDです。楽しげでとても聴きやすいので初心者の方にもおすすめしています。 ジャケットにUFOがいるのは、最後に収録されている曲、KONTAKTの最初の4つの音が宇宙みたいだから、だそうです笑 最近ではこの3人の活動はあまりしていないようなのですがアンサンブルとしての絡み合い方はとても心地良く、かなり充実度の高いアルバムだと思います。日本のプレイヤーもこのCDから曲を覚えたりしているようです。 オリジナル度★★★★☆ 伝統度 ★★★★☆ 民族音楽感 ★★★★☆ かっこよさ ★★★★☆ 全15曲 約45分 ブックレットは英語訳付き
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【バロックorフォーク?】Polski Dans / Höökensemblen【北欧CD】
¥2,800
スウェーデンの著名なミュージシャンたちが勢揃いしたようなこちらのCD。 Sven AhlbäckやVäsenのMikael Marinなど技術的には申し分ない面々が1600年代の音楽を23曲も演奏しています。 これがバロック音楽なのか、フォークミュージックなのかは捉え方次第。でもシンプルに良い音楽であることは間違いなし! 重厚な弦楽合奏の曲から歌曲、ゲストミュージシャンを迎えた笛の曲まで曲のバリエーションにも事欠きません。 ~~~ スウェーデンも西洋の一地域であるだけに、クラシック音楽とフォークミュージックの境目は曖昧な時代がありました。このCDでは古楽器も用いながら、しかしフォークのような装飾音を取り入れながら、どちらでもある音楽を奏でています。 ~~~ 重厚感 ★★★★★ 民族音楽感★★★☆☆ 演奏技術 ★★★★★ 全23曲 約63分
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【フィドルと駆け抜けろ】Polka Raggioso / Harv 【北欧CD】
¥2,400
スウェーデンのバンドHarvによる4thアルバム。編成はフィドル2本に12弦ギター、パーカッションという編成ですがときどきハーモニカやアコーディオンも登場します。蛇腹楽器と弦楽器の相性が良いんですよね、また。 Raggiosoはぴかぴかしているという意味のイタリア語。 フィドル担当Magnus Stinnerbomの使う共鳴弦付きフィドルの音色はその名の通り艶(つや)やかで彼独自のサウンドを作り上げています。 トラッドとオリジナルが1枚のアルバムの中に混在していますが、巧妙に混ぜ合わせたアレンジにより同じ耳で聴くことができ、その巧妙さから聴く人を飽きさせません。 パーカッションがいることも相まって非常にかっこいい仕上がりとなっています。 ヴィオラや12弦ギター、パーカッションで低音を補う部分はVäsenをも彷彿とさせますが、Harvの方が良い意味で若々しいように感じます。同年に出ている3rdアルバムのTöst!が比較的落ち着いていたのに対しこちらは勢い満点のアルバムになっています。フィドルと共に駆け抜けたくなる1枚。 Harvはスウェーデンの伝統音楽バンドとしてはかなりの実力派ではないかと。 様々な意味で押さえておいて間違いないバンドであることは確かです。 聴きやすさ★★★★★ 曲の幅広さ★★☆☆☆ 民族音楽感★★★★☆ 勢い ★★★★★ 全10曲 約42分 関連CD 【良い出汁出てます】Töst! / Harv【北欧CD】 https://resonosound.thebase.in/items/30777307
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【自然体がいちばん】Timglas / Ulrika Gunnarsson & Jonas Åkerlund【北欧CD】
¥2,800
ヴォーカル・ハーモニウムのUlrika Gunnarssonと多様な楽器を演奏するJonas Åkerlundのデュオアルバム。JonasはこのCDだけで、フィドル、ヴィオラダモーレ、ギター、シターン、マンドリン、北欧の笛、ハーモニカを演奏しています。特にギターのアプローチの仕方は他の誰も真似できない境地に達していると感じています。 1曲だけあるJonasのオリジナルを除いては、伝統曲、19世紀から20世紀頃の音楽家の残した歌と曲を中心に演奏しています。スモーランド地方という南スウェーデンの曲が多めです。 歌と曲と書きましたが、インストのトラックもあり、そこではUlrikaのハーモニウムに乗せてJonasがフィドルを弾いています。それらが良いバランスで選曲されています。 Ulrikaの歌声は気取らないところが良いです。でもときどき迫力もあります。 Jonasのコーラスも良い声してるんです、これがまた。 ミックスがとても自然なのでいかに普段聞いているポップスの歌声が加工されたものかを痛感してしまいます。 決して華々しいアルバムではないのですが、しみじみと良いアルバムであることは間違いないでしょう。 PayIDアプリからご覧の方はこちらから二人の演奏が試聴できます。 https://youtu.be/rx1la435vcA https://youtu.be/wOxsx8T3qv0
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【北欧三銃士】Ahlberg, Ek & Roswall【北欧CD】
¥2,800
説明しよう!AERとは エンマ・オルベリ Emma Ahlberg : 5弦ヴァイオリン ダニエル・エーク Daniel Ek : ハープギター ニクラス・ロースヴァル Niklas Roswall : ニッケルハルパ / ムーラハルパ からなるスウェーデンフォークユニットである! 室内楽的な響きを持ちながら、フォーク特有の踊りたくなるグルーブも持ち合わせている、北欧音楽初心者の方からおすすめできるユニット。 今回は3種類のアルバムをご用意いたしました。 ◆Vintern(2012) 全15曲 1stアルバム。 超かっこいいユニゾンのフレーズから始まるこのアルバムは若さ溢れる勢いに富んだCDとなっています。 フォーク要素強め。全体的にかっこいい印象ですね。 ◆AER(2015) 全11曲 3rdアルバム。2ndがなくてすみません!!!!!!! トラッドとオリジナルが半々くらい。 先ほどのアルバムとは打って変わって全体的に長閑な印象。 室内楽の要素がやや強めかもしれません。 ◆Till Dans(2018) 全12曲 2021年現在最新作の4thアルバム。 下に掲載の動画の曲はこのアルバムに収録されています。 比較的民俗色強めかなーという印象です。 Midsommarnatt(夏至の夜)は名曲です。 動画の他にも彼らのオフィシャルサイトで曲を聴くことができます。 http://www.ahlbergekroswall.se/music/ 勢い度 ★★★★☆ アンサンブル★★★★☆ 民族音楽感 ★★★★☆ 演奏技術 ★★★★★ どれを買っても外れはないと思います。 3枚まとめて買うとお安くなるキャンペーンも開催中! →https://resonosound.thebase.in/items/53904585
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【故郷のつながり】DET DURAR / Josefina Paulson & Carina Normansson【北欧CD】
¥2,800
スウェーデンのVästmanland地方出身のフィドル・ニッケルハルパ奏者2名によるデュオのレコーディング。収録曲としてはVästmanland地方の、「トラッドとして扱われているものの作曲者が特定できる程度には近代の曲」を多く収録しています。 別途コラム(https://www.resono-sound.com/2020/06/22/post-820/) にも書きましたがスウェーデン音楽におけるデュオというものはもはや「完成」された編成で、それをひたすら感じられるのがこちらのアルバムになっています。特に同じ地方のriksspelman(公認民族音楽家)を取得している2人ですので、その息のぴったりさは群を抜いています。ひとくちにスウェーデン音楽と言っても地域によって特徴は様々ですからね。 また、ヨセフィーナがフィドルを弾いている珍しいアルバムでもあります。(半分以上はニッケルハルパかコントラバスハルパですが。) 2人で弾いていたメロディが気付かないうちにどちらかがハモりへ移り、ときにはいわゆる伴奏の音型すら使いながら、2本の楽器とは思えない一体感を聴かせてくれます。特にヨセフィーナがフィドルを持っている曲はどちらがどちらか分からないくらいに混ざり合っています。 とてもトラッドなCDではありますが、選曲がちょうど良くて聞き飽きたり疲れることなく楽しめるかと。その「伝統性に良い意味で反した親しみやすさ」が魅力の2人です。 伝統性 ★★★★★ 癒やし ★★★☆☆ 演奏技術 ★★★★★ 一体感 ★★★★★ 民族音楽感★★★☆☆ 全17曲 約40分
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【ギター革命】ROSCO / Roger Tallroth & Scott Nygaard 【アコースティックCD】
¥2,800
スウェーデンのフォークバンドVäsenでも活躍していた12弦ギターの奏者Roger Tallrothと、ブルーグラスなどのアコースティックなジャンルで名を馳せるScott Nygaardのデュオアルバム。ゲストとしてEmma Reidがフィドルで参加しています。 方向性としてはケルト圏の音楽性、スウェーデンの音楽性と、ブルーグラスの要素、ジャズ的な語法、など様々な要素がおり混ざってオリジナリティのある音楽を生み出しています。 とにかく疾走感に溢れていてかっこいいアルバムですね。 2曲をセットにして収録するのはアイリッシュ的ですが、1曲がpolskaというスウェーデンの音楽だったりするのでもう本当に彼らにしか出来ないことをしているなという印象です。 ちなみにRogerは無印良品BGM8のストックホルムをプロデュースした人でもあるだけに、全体的に無印良品っぽさは感じるかもしれません。あれをかっこいいに全振りした感じです。 オリジナル度★★★★☆ 勢い度 ★★★★★ 演奏技術 ★★★★★ 民族音楽感 ★★☆☆☆ 全13曲 約50分 こちらのCDはYouTubeで全曲の試聴が可能です。 https://youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_nKORMgus3Ie4aPRMqZsrSscmv6fOgl5sA
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【フィドルとヴィオラの縁結び】Marin Marin【北欧CD】
¥2,800
5弦フィドルのMia Marinと5弦ヴィオラのMikael Marinによる奇跡の弦楽デュオ、Marin MarinのCDを3タイトル入荷しました!! 紹介記事はこちら→https://resonosound.thebase.in/blog/2021/06/12/134748 語るより聴いていただいた方が早いと思うので下に掲載の動画をご覧ください。 それぞれ、 「Tiden」ほぼオリジナル 2016年リリース 「Småfolket」ややトラッド寄り 2011年リリース 「Mot Hagsätra」トラッドとオリジナル半々 2008年リリース という感じですのでお好みに合わせて、あるいはお気に召した場合は片っ端から聴いても損は無いミュージシャンだと思います。 伝統度★★★★☆ 楽しさ★★★★★ バラエティ度★★★☆☆ 演奏技術★★★★★
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【快活に、激しく】Allegro Violent / Erika & Cecilia【北欧CD】
¥2,800
超絶クールなフォークデュオ、Erika & Ceciliaの2019年発売の新譜が入荷しました! 4thアルバムになります。 フィドルのErikaとニッケルハルパのCeciliaによるデュオのCDは他に2種類取り扱いがございますが、かっこよく、魅せるような方向性はそのままに、より技術を着実な物にしてきたという印象です。 3曲目がニッケルハルパの高速ピチカートを伴奏に二人で歌う曲となっているのですが、それもまたかっこよくて…間奏のフィドルも良いですし、最終的に弾きながら歌うので二人で4つの音を操ることになっています。凄まじい。 やはり彼女たちの魅力は惚れ惚れするくらいかっこいいことにあると思うので、2ndから10年近い年月が流れてもその部分が保たれていて非常に嬉しかったです。 突き進むErikaのメロディと、少し下でそれを支えるニッケルハルパの安定感。 このあたりの要素は維持しつつも落ち着きは過去作より増していて、かっこいいんだけど振り落とされずに聴けるようなサウンドに仕上がっていると感じます。 それにしたってタイトルが「Allegro Violento」ですからね!クラシック用語で「快活に、激しく」といったところでしょうか。その点はErika節を期待している皆さんにもご納得いただけるCDかと。 伝統性 ★★★☆☆ かっこよさ★★★★★ 演奏技術 ★★★★★ 民族音楽感★★★☆☆ 全11曲 約37分(曲数を減らして1曲あたりの密度を上げてきた印象です) 関連CD Pärlor / Erika&Cecilia https://resonosound.thebase.in/items/26383345 Örhängen / Erika & Cecilia (彼女たちの2ndアルバム) https://resonosound.thebase.in/items/32134063
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【北欧文化交流センター】Trading Nordic Traditions / TRANOTRA【北欧CD】
¥2,700
スウェーデンのフィドル・ヴィオラ奏者、デンマークのクラリネット奏者、ノルウェーのフィドル奏者、フィンランド/スウェーデンのアコーディオン奏者…と北欧諸国(アイスランドを除く)から演奏家が一人ずつ参加しているバンド、Trading Nordic Traditions通称Tranotoraのアルバム。 曲目はほとんどオリジナルですがメンバーそれぞれの方向性の違う曲は聴いていて面白いです。 私が聞くと、デンマークっぽい、フィンランドっぽい、なんて思ったりするのですが作曲者が必ずしも当たっているわけじゃなく、案外アレンジによって左右されるんだなと感じています。 クラリネットは通常の物に加えバスクラリネットも頻繁に登場します。 ちょうど空いている低音域を縦横無尽に駆け回るバスクラリネットは聞き所。 アコーディオンも曲によって笙のように聞こえるなど、国籍を意識しなくても充分楽しめるCDです。 曲の解説は流石北欧文化交流だけあって、英語で書かれています。 プロデュースはNordic TreeのTimo Alakotila ミックスはニッケルハルパ奏者のMagnus Holström そしてシベリウス音楽院の録音機材で録られている色々力の入った一枚です。 YouTubeで試聴ができます。 https://youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_k10UK9cLz1Vzao8Dmn9JfSSkeXF0ru8Jc 曲のバラエティ度 ★★★★★ オリジナル度 ★★★★☆ 勢い度 ★★★☆☆ 伝統度 ★★☆☆☆ 全9曲 約50分
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【あのときのまま】Inga kônstigheter / Blå Bergens Borduner【北欧CD】
¥2,700
スウェーデンのフォークバンドBlå Bergens Borduner、通称BBBの2ndアルバムです。 ご留意いただきたいのは、1993年発売のファーストアルバムも全く同じ構図で撮影されたジャケットを使用しており、唯一違うのは彼らが年を取ったということ…そしてご覧いただいているのは2015年発売の2枚目のアルバムです。 フィドル、ブズーキ、チェロ、そしてセックピーパというスウェーデンのバグパイプが主役を張っているアルバムです。 セックピーパについてはこちら https://www.resono-sound.com/2021/04/13/post-1657/ 方向性としては民俗音楽的な曲調が多め。 セックピーパは多くの人が想像しているバグパイプよりも騒がしくなく、リードの木管楽器のような独特な音色をしています。 かっこいい系、民俗音楽的エッセンスがお好きな方にはおすすめしたい良いアンサンブルです。絡んでくるチェロの旋律が心地良いです。 こちらのアルバムはYouTubeで試聴することができます。 https://youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_mweUyy6AujaCNWLdpVw5IohtHY88flkrI 曲のバラエティ度★★★☆☆ アンサンブル ★★★☆☆ 民族音楽感 ★★★★☆ 演奏技術 ★★★☆☆ 全14曲 約50分
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【北欧とおしゃれと古楽器と】Fri / Garizim 【北欧CD】
¥2,800
Garizimはハーディガーディ、サックス、コントラバスの3人で構成されたグループで、北欧やフランストラッドをジャズの語法を用いておしゃれにアレンジするスタイルが人気です。 ハーディガーディという楽器について念のため解説をしておくと、バイオリンで言う弓の代わりにハンドルを回すことで音を鳴らす楽器で、音程は鍵盤によって操作されます。ドローン弦と呼ばれる同じ音を出し続ける弦が備わっていることからバグパイプの代わりに使われることもしばしばあります。 ということもありハーディガーディの入った音楽は古楽的になることが多いのですが、Garizimは違います。 なにせハーディガーディ奏者のJohannes Geworkian Hellmanが最新のハーディガーディを紹介する動画を見たことがあるのですが、「こんな機能までついているんだ!」と最新の家電を紹介しているようでした(笑) ドローン弦をオフにしたり、オーバードライブをかけたような音にしたり、なんかもうやりたい放題でした。 ということで彼のハーディガーディはこの3人のジャズ的な音楽性を実現する、非常に綺麗な音を出しています。 サックスもElias Frigårdはソプラノからバリトンまでのサックスを吹き分ける手練れで、このアルバムでは主にソプラノサックスを使用していますが北欧らしい調和する音色です。 コントラバスのJordi Carrasco Hjelmはピチカートもさることながら弓の音が非常に良い音です。アルバムの一曲目はコントラバスのメロディから始まるのですが、「いい音だな~」と思ったのがこのアルバムを仕入れたきっかけの一つでした。 スウェーデンのトラッドとその他ヨーロッパのトラッド、そしてオリジナルを全てGarizimアレンジし、同じテイストで味わえるようにしたようなアルバムです。 動画をご覧いただくのが早いと思いますが、方向性はジャズです。 カジュアルに聴きやすいおすすめのCDです。ぜひ。 聴きやすさ★★★☆☆ 民族音楽感★★☆☆☆ おしゃれさ★★★★☆ モダン度 ★★★★★ 全9曲 約50分 ショッピングアプリBASEからご覧の方は以下のURLから参考動画が見られます。 https://youtu.be/aLkRzKH_sPA https://youtu.be/riCyj7Bt_BU https://youtu.be/sV7UyD6nazM
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【聴きすぎ注意】Hets med folkgrupp / VILDE【北欧CD】
¥2,800
このCDはニッケルハルパ×ギター×クラリネットという編成を基本としていますが、トラックごとに違ったゲストミュージシャンが参加しています。 VILDE Rikard Emgblom (ニッケルハルパ ) Nisse Blomster (ギター) Erik Larsson (クラリネット) オリジナル曲もあればスウェーデンの伝統曲や他の著名なミュージシャンの曲のカバーもしているのですが、VILDEアレンジが加わることによって知っている曲でもしばらく気付かずにいたりするんです。それが面白いところ。 したがって比較的、アレンジには力を入れている印象がありますが、味付けが濃すぎないちょうど良さは魅力です。 それから擦弦楽器、撥弦楽器、木管楽器と音色の違う楽器が3つであることを時に活かしつつ、時に上手く混ざり合いつつ曲を組み立てていくアンサンブルのスタイルはかなり心地良いです。全員主役、全員脇役。 VILDE、一般名詞なのも相まって(蛮族とかそんな意味合いのようです)YouTubeで探すのが難しいのですが、恐らく一番活動的と思われるギターのNisse Blomsterはまだヒットしてくれます。 にもかかわらずこのCDは全部YouTubeに上がっていて試聴することができます。 https://youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_loSzwKNhxVEPzUYaHIRKYK9aoF-VkOi0w 聴きやすさ★★★★☆ 民族音楽感★★★☆☆ バラエティ★★★★☆ モダン度 ★★★☆☆ 全12曲 約55分 あの、結構中毒性あります。 BASEショッピングアプリでご覧の方はこちらのリンクから参考動画が見られます。 https://youtu.be/ekvzTLsdvHo https://youtu.be/kV7-35mnPh4
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【役割分担の妙技】 Hommage | Collage / Nordic【北欧CD】
¥2,800
Nordicは演奏がひたすら上手いスウェーデンのフォークトリオです。 唯一の欠点は名称が一般名詞なせいで検索しづらい程度でしょうか。 〈メンバー〉 Eric Rydval - ニッケルハルパ Anders Lövberg - チェロ Magnus Zetterlund - マンドリン という構成になっています。 それぞれソロや別のユニットでも活躍している3人ですが、近年とりわけ目立つのはニッケルハルパのEric Rydval。バッハやヴィヴァルディのヴァイオリン曲をニッケルハルパで弾きこなしオーケストラと共演するなどプレイヤーとして一線に立ち続けています。 出す音の綺麗さやアプローチ、和声感はクラシック音楽的要素を匂わせるものがあります。 チェロのAnders Lövbergはフィドル、チェロ、コントラバス、ヴィオラダモーレ、ハーディングフェーレなどそのへんにある弓奏楽器ならなんでも弾ける凄まじい人です。 この人のチェロを聴いたときは「低音のフォークフィドル」だ、と思いました。メロディから伴奏まで役割に囚われていない縦横無尽さはフィドルもコントラバスも演奏する引き出しの多さが故でしょうか。 当店では彼の音だけを楽しめるソロアルバムも取り扱っております。 https://resonosound.thebase.in/items/25840189 また、Magnus Zetterlundは北欧音楽シーンでは比較的珍しいマンドリン奏者。 アイリッシュ方面でも活躍しているほか、ストックホルムの王立音楽院で教鞭を執っています。 …なんかステータスだけで上手いのが保証されている感じになりますよね。 その期待を裏切らないので彼らはすごいのですが。 北欧要素もアイリッシュ要素もクラシック要素も盛り込みました! 演奏も上手い! その代わりほぼオリジナル曲で、民俗感は薄めです! というのが端的な評価でしょうか。 ”Nordic”というジャンルを聴くと思っていただければ間違いないかと。 聴きやすさ ★★★★☆ 民族音楽感 ★☆☆☆☆ 華やかさ ★★★★☆ バラエティ度★★★★★ 2012年発売 1stアルバム Hommage 全11曲 約50分 こちらはYouTubeで全曲試聴可能です https://youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_mGenGy_qBwO7m5u7E_YahrNvzc0D3HxTU 2016年発売 2ndアルバム Collage 全9曲 約45分 下の掲載動画はこちらのアルバムの収録曲です。 1stと比べるとちょっと落ち着いてきれいめ寄りになった印象。 1st,2nd二枚同時購入キャンペーン実施中! https://resonosound.thebase.in/items/41064121 ショッピングアプリBASEからご覧の方は以下のURLから参考動画が見られます。 https://youtu.be/EAkfRJpkk50 https://youtu.be/rqgmOYpLLuo https://youtu.be/Z5ydSmGrCuU
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【スウェディッシュ×アイリッシュ】Fru Fortuna / KRACK
¥3,000
2019年夏に5枚だけ入荷したところ即完売したCDを再入荷できました! スウェーデンのフィドラーでありつつ、アイリッシュフィドルコースの教鞭も執っている Jennikel Andersson(Fiddle, concertina)を中心に、 Clara Andermo (Fiddle, alto fiddle) Lisa Klevebran (Flauto traverso, tin whistle) Erik Ronström (Guitar, piano) Johan Ronström (mandolin, percussion) の5人からなるKrack(クラーク)のアルバムです。 メンバーのスペルからなんとなく察しているかもしれませんが、スウェーデンのミュージシャンとアイルランドのミュージシャンが混ざったバンドです。 演奏曲はジグ、リール、ホーンパイプ、ポルカ、といったアイルランド伝統音楽をベースにしたものと、ポルスカ、ショッティスなどスウェーデン音楽をベースにしたものが両方取り入れられています。 北欧音楽を広めていると「ケルト音楽」と「北欧音楽」を一緒くたに認識されることがままあるのですが(それ自体は全く構わないです)、こちらはアイリッシュとスウェディッシュを同じメンバーが演奏しているCDなので通して聴くと「思ってたより似ていないぞ」ということに気付けるかもしれません。 どちらが良いという話では無いのですが(また無印良品では両方流れているのでなおさらややこしいですが)このアルバムにおける軽快なダンスチューンのアイリッシュと比べるとスウェディッシュはちょっともの悲しいような印象を持つと思います。それが全てではありませんが、特徴的な要素は出ているなと感じます。 逆に普段アイリッシュを聴いている人に聴かせると「アイリッシュがアイリッシュっぽくない」というような感想をいただくこともあり、双方に作用し合った"スウェディッシュアイリッシュ"という独自のジャンルなのかもしれないですね。 全部で12曲収録されていて、全体的な傾向としてはアイリッシュ寄りの爽やかめなアルバムとなっています。 なおギターのErik RonströmはMASSIVETというスウェーデンフォークバンドやKongeroというアカペラグループのプロデュースでも活躍している奏者です。そちらもぜひ。 爽やか度 ★★★★☆ 聴きやすさ ★★★★★ 民族音楽感 ★★★☆☆ バラエティ度★★★★☆ 全12曲 約55分 ブックレットはスウェーデン語と英語が併記。 関連CD →MASSIVET / MASSIVET https://resonosound.thebase.in/items/26331381
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