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店員が選ぶ、あなたにおすすめの北欧CD!
¥ 2,800
お客様のご希望を伺って、レソノサウンドの店員、Mが全力でお客様に合ったCDをお選び致します。ネットには掲載していないものも含めたレソノサウンドの全ての在庫CDが該当項目になります。(2020.12現在、およそ100タイトルほどです) 聴いてみたいけど何を選べば良いかわからない、新しい音楽に出会いたい、そんな方におすすめです。 ご購入の際の備考欄にどのようなCDをご希望か必ずご入力ください。 例:「ニッケルハルパ」「フィドル」「インスト」「歌」「トラディショナル」「バンド」「爽やか」「かっこいい」「○○みたいなやつ」など様々なシチュエーションをお知らせください。 情報量が多いほど精度が上がります。 なお当店の在庫CDはスウェーデンのCDが中心になります。 フィンランド、ノルウェー、デンマーク、ケルト音楽のCDもありますが、ちょっと候補は減ってしまうかもしれません。 どの国の、という指定が無い場合はご提案のシチュエーションに最も近いものを全てのCDからお選び致します。ただし北欧音楽とケルト音楽は別ジャンルですので、どちらをお聴きになりたいのかはお知らせいただく方が齟齬が少なくなるかとは思います。 ぴったり該当するCDが無い場合はなるべくご希望に近い、今おすすめのCDをお送り致します。 お客様からの勿体ないお言葉 「北欧音楽コンサルタントでは」 「北欧音楽ソムリエですね」 「(選んだCDに対して)大正解です」 簡単に説明を添えてお送り致します。 素敵な出会いになりますように。 ※返品は受け付けておりません。ご期待に応えられない場合もございますことをご了承ください。 ※当店やその他のお店で北欧系のCDを購入されたことがある方は被ってしまう恐れがございますのでCDタイトルを必ずご記入ください。
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【北欧・ケルトCD】Fru Fortuna / KRACK 【スウェディッシュ×アイリッシュ】
¥ 3,000
2019年夏に5枚だけ入荷したところ即完売したCDを再入荷できました! スウェーデンのフィドラーでありつつ、アイリッシュフィドルコースの教鞭も執っている Jennikel Andersson(Fiddle, concertina)を中心に、 Clara Andermo (Fiddle, alto fiddle) Lisa Klevebran (Flauto traverso, tin whistle) Erik Ronström (Guitar, piano) Johan Ronström (mandolin, percussion) の5人からなるKrack(クラーク)のアルバムです。 メンバーのスペルからなんとなく察しているかもしれませんが、スウェーデンのミュージシャンとアイルランドのミュージシャンが混ざったバンドです。 演奏曲はジグ、リール、ホーンパイプ、ポルカ、といったアイルランド伝統音楽をベースにしたものと、ポルスカ、ショッティスなどスウェーデン音楽をベースにしたものが両方取り入れられています。 北欧音楽を広めていると「ケルト音楽」と「北欧音楽」を一緒くたに認識されることがままあるのですが(それ自体は全く構わないです)、こちらはアイリッシュとスウェディッシュを同じメンバーが演奏しているCDなので通して聴くと「思ってたより似ていないぞ」ということに気付けるかもしれません。 どちらが良いという話では無いのですが(また無印良品では両方流れているのでなおさらややこしいですが)このアルバムにおける軽快なダンスチューンのアイリッシュと比べるとスウェディッシュはちょっともの悲しいような印象を持つと思います。それが全てではありませんが、特徴的な要素は出ているなと感じます。 逆に普段アイリッシュを聴いている人に聴かせると「アイリッシュがアイリッシュっぽくない」というような感想をいただくこともあり、双方に作用し合った"スウェディッシュアイリッシュ"という独自のジャンルなのかもしれないですね。 全部で12曲収録されていて、全体的な傾向としてはアイリッシュ寄りの爽やかめなアルバムとなっています。 なおギターのErik RonströmはMASSIVETというスウェーデンフォークバンドやKongeroというアカペラグループのプロデュースでも活躍している奏者です。そちらもぜひ。 爽やか度 ★★★★☆ 聴きやすさ ★★★★★ 民族音楽感 ★★★☆☆ バラエティ度★★★★☆ 全12曲 約55分 ブックレットはスウェーデン語と英語が併記。 関連CD →MASSIVET / MASSIVET https://resonosound.thebase.in/items/26331381
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【北欧JAZZ】The Onion's core / IDKA JAZZ【おしゃかっこいい】
¥ 2,750
レソノサウンドでは北欧、特にスウェーデンのフォークを中心に取り扱っていますが、今回取引したレーベルがたまたまジャズのCDを取り扱っていて、検索してみたらわりと良かったので民俗音楽とは関係無いのですが仕入れちゃいました! サックス奏者 Ida Karlsson にピアノ Martin Juteus, ドラム Pontus Häggblom, ベース Zacharias Holmkvist が加わったカルテットでの演奏。 曲は全てサックス奏者 Ida Karlssonの作曲です。 ストックホルムのあたりまで来るとトラッドよりもポップスやジャズ、それからロックにメタルと様々な音楽を聴く機会の方が多くなってきます。 国際化――それはすなわち民族性の喪失にも近い現象でもあり、言語が無いインストの分野ではその国らしさがどの程度残るかは非常に難しい問題とも言えるでしょう。 ただ、全ての音楽がそうというわけではありませんが、スウェーデンの音楽は独特の浮遊感…言い換えれば重心の高さを感じることが多いです。 どことなくふわっとした感じというか、そういうノリ方をするのはフォークもポップスもそしてジャズにも共通していることかもしれないなとふと思いました。 このカルテットもただ上手いだけではなく、そういった軽さを持ち合わせているので北欧っぽいなと思いながら聴けるアルバムになっています。 なおこちらのアルバムはYouTubeで全曲試聴できます →https://youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_mUgNmnWTqzcPQHGyUQGGg94vosz6UiAOI フォーク屋さんがたまたま扱うジャズCDに興味がある方はぜひぜひ。 全8曲 約45分 ブックレット等は特にございません。 サックスの活躍するフォークCDもご一緒にどうぞ! Skogen i Staden / Goodland Trio https://resonosound.thebase.in/items/38223372 ショッピングアプリBASEからご覧の方は以下のURLから参考動画が見られます。 https://youtu.be/GcFafqc8Ju0 https://youtu.be/LKHquowHdv8 https://youtu.be/oJZCV3Rv3Hw
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【北欧CD】kongero【フォークアカペラ女声4重奏】
¥ 2,800
スウェーデンのフォークヴォーカルユニットkongeroのCDが3種類入荷しました! kongeroはアカペラで北欧のフォーク、オリジナル曲を歌う女声4声のアカペラグループ。 北欧にはkrajaなどアカペラグループがいくつかありますが、kongeroは美しさと民俗音楽感を上手く両立させている点で国内外問わずファンの多いグループです。 全体を通してスウェーデン語の歌詞で裏声よりきれいな地声を使う…北欧独特の歌唱法を用いています。スウェーデン語のさえずるような発音と巻き舌を使う民俗感は癖になります。言葉がわからなくても聴いていて楽しい言語だなと思います。 歌として残っている伝承曲、歌詞だけが残っていて彼女たちがメロディをつけたもの、楽器のための曲を歌詞の無い歌として歌ったもの、それからオリジナル曲と様々なパターンがありますが、いずれも組み立て方が素晴らしいんですよね、多声的な、メロディとハモりという形に収まらないスタイルは一体どうやって作っているんだろうと思うばかりです。 3つのCDもおおよそそのスタイルに則っているのですが、少しずつ紹介します。 om mikaelidagen (2008) (Member: Emma Björling, Emma Ludvigson, Lovisa Liljeberg, Josefin Peters) kongeroの1stアルバムです。 このときからkongeroとしてのスタイルは確立されていて、全く以て素晴らしいアルバムだと思います。 4曲目 kom å ta mejのような別の動きがだんだん増えていく形の曲は個人的にテンションが上がります。 11曲目 En lantman och en sjömanはフィンランドの伝統曲(歌詞はスウェーデン語です)だったりレパートリーは国内に限りません。 きれいさと勢いが上手い具合に両立しているアルバムかと。 全15曲 約40分 癒やし・◎・・・勢い 綺麗さ・・◎・・民俗感 Bakvända Världen (2011) (Member: Emma Björling, Lotta Björling, Lovisa Liljeberg, Anna Wikenius) こちらは2ndアルバム。メンバーが2名入れ替わっています。 1stと比べるとやや民族色と勢いが強めかな?と思います。 でもきれいめなトラックはどこまでも美しいのでちょっとそういう曲調が多いかな?程度です。 あと多分このアルバムが一番世界的には売れているのではないかと…推測ですが検索のヒット数が多いので。 癒やし・・◎・・勢い 綺麗さ・・・◎・民俗感 全12曲 約40分 kom (2018) (Member : Emma Björling, Lotta Björling, Anna Larsson, Anna Wikenius) 4thアルバム。3rdは入荷できませんでした…すみません。 2021年1月現在最も新しいアルバムになります。メンバーはさらに1人入れ替わり、創設時のメンバーはEmma Björlingのみに。 上2枚のアルバムはきれいさと民俗感を両立していることを売りに紹介していましたがこのアルバムはかなりきれいめに寄っていると思います。 そういった音楽がお好きな方には一番向いているアルバムかなと思いますし、癒やし係数は一番高いと思います。それでも歌唱法が民俗的なものなので、あくまでフォークグループなのがすごいところ。 TV-valsやGökpolskaはフィドルなどで演奏される伝統的な曲で、彼女たちはハミング的な歌詞の無い歌で演じています。それらはまた違った民俗的なキャラクターの作品で、どちらも良いのです。 全13曲 約40分 癒やし◎・・・・勢い 綺麗さ◎・・・・民俗感 いずれもスウェーデン語のブックレット(歌詞カード)付きです。 スウェーデン語ですが、トラッドなのか、オリジナルなのか、などはフォーマットさえ掴めれば読めるようになると思います。 また!こちら3枚をまとめ買いするとちょっとお得にお買い求めいただけるプランもご用意しましたのでぜひご検討くださいませ。 →https://resonosound.thebase.in/items/38314142 公式HPから試聴ができます→http://kongero.se/musik/ 関連CD →Två / LYY(Emma Björlingがヴォーカルを務めるポップフォークバンド) https://resonosound.thebase.in/items/24229178 Tre / LYY https://resonosound.thebase.in/items/24229186 ショッピングアプリBASEからご覧の方は以下のURLから参考動画が見られます。 https://youtu.be/VrHTlgFE-eg https://youtu.be/0QhseN7VYMU https://youtu.be/7ix2z5chIJA https://youtu.be/KDzqQnA5EEw
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【北欧CD】Skogen i Staden / Goodland Trio【フィドルレストリオ】
¥ 2,800
Goodland Trioはスウェーデンのフォークを演奏する3人組です。今は残念ながらほぼ活動していないみたいですが。 なんと言っても珍しいのがその組み合わせ! ソプラノサックス - Hanna Wiskari Griffits アコーディオン - Jonathan Larsson 12弦ギター - Oskar Reuter というメンバーで構成されており、トラックによってはフィドルやヴィオラがゲストミュージシャンとして参加していることはあるものの、基本的にその3つの楽器の組み合わせでオリジナルの北欧フォークを作り出しています。 サックス、しかもソプラノサックスはジャズでもクラシックでもメインメロディーをとることが多く比較的主張の強めな楽器だと思っていたのですが、Hannaの演奏するサックスは時としてクラリネットやフルートに聞こえる瞬間すらあるほど柔らかい音色でメロディーはもちろんハモりに回ったときの聴き心地の良さは格別です。 曲はトラッド風ではあるものの全曲がオリジナル曲となっていて、アルバム全体としてはスウェーデンもしくはデンマークのフォークに近い雰囲気の曲が多いかなと思います。 明るすぎず暗すぎず、どことなく哀愁のようなものが漂っています。 タイトルは The forest in the city モダンな都会っぽさと霧がかる森の空気感がまさに両立している良いアルバムです。 聴きやすさ★★★★★ 民族音楽感★★☆☆☆ 癒やし ★★★☆☆ モダン度 ★★★★☆ 全12曲 約50分 BASEショッピングアプリでご覧の方はこちらのリンクから参考動画が見られます。 https://youtu.be/g0HeTUwmpSo https://youtu.be/xAnw24SfjZE https://youtu.be/GgQCyL9vTDo
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【北欧CD】Två / LYY【フォークとポップと透き通る声】
¥ 2,800
今回ご紹介するCDは北欧音楽系CDの中でも全編通してボーカルのいるポップなバンド、LYYの2ndアルバム!(2012年リリース) ヴォーカルのEmmaはkongeroという女声ヴォーカル4人のフォークアカペラグループでも活動している他、ニッケルハルパのDavidは伝統音楽の演奏家としても名高い奏者ですが、このアルバムではヴォーカル、フィドル、ニッケルハルパ、ギター、パーカッションのバンド編成で演奏しており、歌自体は伝統曲のものもあるのですがアレンジはかなりポップめでフォークとポップスの融合という印象です。透き通る歌声にスウェーデン語の歌詞は聴いていて心地良く、フォーク(民俗音楽)のイメージよりずっとキャッチーでノリノリになれるアルバムです。 同じメンバーでリリースして当店で扱っているアルバム「Tre」と比べると、使われている楽器も少なくアレンジも複雑でないためとにかく楽しい印象で最後まで聴けてしまうそんな一枚です! オリジナル度★★★★★ ポップ度 ★★★★★ 癒やし度 ★★★★☆ 民族音楽感 ★☆☆☆☆ 全14曲 約60分 関連CD →Tre / LYY https://resonosound.thebase.in/items/24229186 kongero(ヴォーカルのEmmaが参加しているアカペラ合唱グループ) https://resonosound.thebase.in/items/38313786 公式HPから試聴ができます→http://lyy.se/music/ ショッピングアプリBASEからご覧の方は以下のURLから参考動画が見られます。 https://youtu.be/Lg4I26Mpxbk https://youtu.be/KseGXNsCZTM https://youtu.be/iR3Mms1di1k
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【北欧CD】Tre / LYY【隠し味には哀愁を】
¥ 2,800
今回ご紹介するCDは北欧音楽系CDの中でも全編通してボーカルのいるポップなバンド、LYYの3rdアルバム!(2016年リリース) ヴォーカルのEmmaは女声ヴォーカル4人によるフォークアカペラグループkongeroでも活動している他、ニッケルハルパのDavidは伝統音楽の演奏家としても名高い奏者ですが、このアルバムではヴォーカル、フィドル、ニッケルハルパ、ギター、パーカッションのバンド編成で演奏しており、歌自体は伝統曲のものもあるのですがアレンジの仕方がポップめでフォークとポップスの融合という印象です。 透き通る歌声にスウェーデン語の歌詞は聴いていて心地良く、フォーク(民俗音楽)のイメージよりずっとキャッチーで、難しいことを考えずに楽しめるアルバムです。 同じメンバーでリリースして当店で扱っているアルバム「Två」と比べると、使われている楽器やバックコーラスなどが音の厚みが増し、またアレンジもちょっと感傷的になれるような適度にキャッチーで適度にメランコリーな方向性になっています。 オリジナル度★★★★★ ポップ度 ★★★★☆ 癒やし度 ★★★☆☆ 民族音楽感 ★☆☆☆☆ 全11曲 約45分 関連CD →Två / LYY https://resonosound.thebase.in/items/24229178 kongero(ヴォーカルのEmmaが参加しているアカペラ合唱グループ) https://resonosound.thebase.in/items/38313786 公式HPから試聴ができます→http://lyy.se/music/ ショッピングアプリBASEからご覧の方は以下のURLから参考動画が見られます。 https://youtu.be/Lg4I26Mpxbk https://youtu.be/KseGXNsCZTM https://youtu.be/iR3Mms1di1k
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【北欧CD】Northern Resonance / Northern Resonance【三位一体の共鳴】
¥ 2,850
バンド名、そしてアルバムのタイトルにもなっているNorthern Resonance―北部の共鳴―の名前の通り、スウェーデンのニッケルハルパ、ノルウェーのハーディングフェーレ、そしてヨーロッパで古くから弾かれてきたヴィオラ・ダ・モーレという「共鳴弦」を持つ楽器3人によるアンサンブル。2020年にリリースされたばかりの最新作です。 共鳴弦は楽器の音色に艶を与え独特な響きをもたらす効果がありますが、通常、共鳴弦を持つ楽器だけでこのようにアンサンブルすることはあまり多くありません。というのも、共鳴音が飽和しすぎて音がモコモコしてしまったりレコーディングが非常に難しくなるからです。しかし、本作のレコーディングはスウェーデンフォークバンドの金字塔VäsenのMichael Marinが監修。メロディ弦ははっきりした輪郭を持ちながら、ふわっとするような共鳴弦の響きも丁寧に捉えています。正直、どうやってレコーディングしたらこうなるのか見当もつかないほどです。 演奏者は若手の中でも一目置かれる腕の立つ3人。特にニッケルハルパのPetrusとハーディングフェーレのJerkerはJäktaというバンドでも共演しています。曲はオリジナルがほとんどですが北欧音楽らしさを各所に残しながら共鳴弦の響きを感じられる美しい曲を演奏していて、彼らの場合はオリジナル曲の方が魅力が際立つ気がします。 奇跡的なレコーディングです。本当に。 聴きやすさ★★★★☆ 民族音楽感★★★☆☆ 華やかさ ★★★★★ 美しさ ★★★★★ 全11曲 約50分 関連CD JÄKTA / Hans-Ers, Rutanen & Dillner https://resonosound.thebase.in/items/36935493 Debut / TRIO TÖRN https://resonosound.thebase.in/items/23665031 ショッピングアプリBASEからご覧の方は以下のURLから参考動画が見られます。 https://youtu.be/AuSkDpT-CXg https://youtu.be/QrqECJlxhTg https://youtu.be/8joIpPUIBrA
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【北欧CD】Wesslén / Markus Svensson【失われかけた音楽】
¥ 3,050
Markus Svenssonはニッケルハルパの上手い人を集めて構成されたNyckelharporkesternのアルバム全てに参加していることや、フォークミュージックのサマースクールでは講師を務めていることから、技術のみならず人柄まで評価の高い人物。 そして2019年に発売されたこのアルバムはマルクス初のソロアルバムなのですが、コンセプトがやや複雑なためCDの裏に書かれていたスウェーデン語の文章を大ざっぱに訳してこちらに記載します。 ―― ”このアルバムはMatts Wesslénによって記録された音楽をコントラバスハルパ、シルベルバスハルパで録音したものです。 Matts Wesslénは1812-1878の間、Upplandの教会のオルガン奏者そして鐘を鳴らす仕事をして暮らしていました。その傍らで彼は民族音楽にも強く惹かれていて、シルベルバスハルパ(古い時代のニッケルハルパ)の演奏家でもありました。 19世紀の有名なニッケルハルパ奏者であるByss-CalleはWesslénの暮らすÖsterlövsta教区から約25キロ北のÄlvkarleby地方で活躍していました。Wesslénは民族音楽の記録において多大な貢献をした人物で、その記録のうちのいくつかはByss-Calleにちなむものです。 1869年に、記録された資料は出版のためGävleへ送られますが、不幸にも街全体が被害に遭うほどの大火事によって原典は焼失してしまいます。 Wesslénは記憶から新しい記録を作り、これらは1879年にA.G.Rosenberg版の「420SvenskaDanspolskor」として出版されました。 Rosenbergは、当時一般的だったピアノのために曲をアレンジしてます。RosenbergがWesslénのオリジナルの記録にどれほど忠実であるかは定かではありません。 Wesslénの記録した94曲は小冊子にまとめられています。 記録された曲のほとんどはUppland地方のものですがGästrikland, Dalana, Ångermanland地方のものもあります。 Byss-Calleによるとされる曲を除いて、どの演奏家にちなむものなのかの記述はなく、曲名もないのでこのCDでは○○ efter Wesslénと呼んでいます。 メロディに名前がないのはこの時代にはよくあるケースで、A.G.Rosenberg版に割り振られている番号も同時に記載していますが、こう言った音楽は当時の典型的なスタイルの音楽であり、スウェーデンの様々な地域のフィドラーのための本から同じメロディが見つかっています。” ―― といった来歴のあるMatts Wesslénが残した曲を中心に、古い時代のニッケルハルパを使って録音したCDです。これは資料的価値がとても高いと言えるでしょう。 ニッケルハルパの種類についてはこちらにまとめてあります →https://www.resono-sound.com/nyckelharpatypology/ そもそも消えかけた音楽を残した人がいて、それでもCDに収める人は少なく、マルクスの手により再び生き返った、そんなようにすら思います。 余談ですがJ.S.Bachの曲はメンデルスゾーンが再発見しなければずっと埋もれたままになっていたのではないか、なんて話もあります。 フォークミュージックを楽譜に起こすことは未だに賛否両論の分かれるシビアな分野ではあります。しかし、それでも、消えるよりは残した方が、と個人的には思っています。 曲はその時代の曲なので、ドローン音(音程を動かさず鳴らし続ける音)が活躍する、土着の趣き漂う曲が中心です。 ただ、マルクスはとても綺麗な音で演奏する奏者ですので、こういったコンセプトの古い音楽を集めたCDの中ではかなり聴きやすい部類になります。 いや、本当に綺麗だな…と聞き返す度に思います。 古楽っぽい方向性では無いです。 丁寧な演奏で、およそ200年前に愛されていた音楽と出会えるなんて、ちょっと夢物語を感じます。 長くなりましたがモダンニッケルハルパには無い魅力を味わうのに最適なCDです。ぜひ。 伝統度 ★★★★★ 民俗音楽感★★★★☆ 曲の珍しさ★★★★★ 演奏技術 ★★★★★ 聴きやすさ★★★☆☆ 全17曲 約45分
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【北欧CD】Då och Nu / Stråkdrag【伝統を識る者たち】
¥ 3,000
スウェーデンの民俗楽器、ニッケルハルパを奏でる4人の集まりによって2020年にレコーディングされた「最新の」そして「伝統的な」アルバムです。 リーダー的立ち位置にいるNils Libergはスウェーデン中の伝統曲を集めて楽譜に起こし無料で閲覧できるようにしているサイト、Folkwikiの管理人でもあります。 Folkwikiはこちら→http://www.folkwiki.se/ 私も重宝しています。 そんな彼が中心にいるだけあって、曲のバリエーションは凄まじいです。 スウェーデンの中の様々な地域のみならず、ノルウェー曲まで。 解説は全編スウェーデン語ですが、慣れれば「誰の」「どの地域の」曲かは読めるようになります。私はスウェーデン語は読めませんが曲の紹介の文法はある程度フォーマットがあるのでなんとかなったりします。 Nilsともう一人のニッケルハルパ奏者Thorによって2019年にレコーディングされた前作がトラディショナルな演奏だったので、今回もその方向性で来るかと思いきや! 前作はこちら(https://resonosound.thebase.in/items/25862812) 今回の4人組はもちろん伝統曲を演奏し続けてきたグループの中の4人ではあるものの、曲のバリエーションは前述の通り、加えてアレンジも結構凝った仕上がりに。 有名な曲もあればNilsだからこそ知っているだろうという曲もあり、加えて数曲のオリジナル曲も演奏されています。 添加物は少なめながら、モダンさも感じる、非常にバランスの良いアレンジは、聴いているだけでも楽しいですが演奏をする人にとっても参考になることでしょう。 まさに、Då och Nu――Then and now――その時と今を繋ぐような傑作です。 ゲストとして、ニッケルハルパを通じて日本とスウェーデンを結んでいる音楽家、Louise Bylund(ルイース・ビュールンド)も参加しています。 いいですね、ニッケルハルパが4人いるグループのゲストにニッケルハルパを呼ぶあたり、いかに彼らがニッケルハルパを愛しているかが伝わってきます。 ニッケルハルパの音を楽しみたい、いろんな曲が知りたい、そんな方には特におすすめです。 好きな曲が見つかれば、その地方の曲を探ってみるのも面白いでしょう。 そのときはぜひYouTubeとFolkwikiで。 伝統度★★★★★ 民族音楽感★★★★☆ 曲のバラエティ度★★★★★ 演奏技術★★★★☆ 全22曲 約60分
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【北欧CD】Den Nya Spisen / Spöket I Köket【華やかな伝統音楽】
¥ 2,800
スウェーデンを中心とした総勢10名のミュージシャンが演奏する北欧~ケルト音楽の数々。 Polska, Schottisといったスウェーデンの伝統曲もあればアイルランドなどの伝統音楽でもあるJigやReelなども演奏しています。 10人もいると流石に編成が豪華。音圧もなかなかのものです。 特に、フォークの文脈に金管楽器が持ち込まれることは比較的少ないので、こういうアレンジがあるのか~!と、ジャズらしい和声の使い方と共に楽しめます。 ピアノが入るとやはりおしゃれで良いですね。 金管の音の柔らかさ、抜き具合は非常に心地良いです。 ボーカル入りの曲もあり曲調は軽快なものからしっとりした曲まで様々。 編成的にビッグバンドと形容していますが、特にジャズでは無いのでお気をつけを。 (ジャズっぽいコードが鳴っていたりはしますが) メンバーと編成はこんな感じ Nisse Blomster - feet, guitar Linnea Aall Campbell - fiddle Mads Kjøller-Henningsen - flute Lies Hendrix - melodeon Erik Bengtsson - double bass Emma Engström - piano Albin Lagg - trumpet Erik Larsson - clarinet Ella Wennerberg - trombone Henrik Büller - alto sax 全12曲 約55分 Spöket I Köketは『キッチンの幽霊』みたいな意味らしいです。 【こんな人におすすめ】 豪華なサウンドが好きな人、凝ったアレンジが好きな人、管楽器が好きな人、アイリッシュも北欧も好きな人 ショッピングアプリBASEからご覧の方は以下のURLから参考動画が見られます。 https://youtu.be/KDcgTCmsy0A https://youtu.be/yJIzoUS4dj4 https://youtu.be/R6W1yTzsJmY
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【北欧CD】MASSIVET / MASSIVET【丁寧に突っ走れ】
¥ 2,700
パンクロックバンドのようなジャケットとブックレットですが、編成はAdrian Jonas(Viola), David Eriksson(Nyckelharpa), Erik Ronström(Guitar), Leif Ottosson(Accordion), Valter Kinbom(Percussion), と、エレキギターなどはでてきません(笑) とはいえやはりかっこいい、イケイケなフォークを演奏しています。それぞれの奏者がそれぞれの楽器の名高い奏者でもあるだけに、安定感も抜群です。 オリジナルが多めではありますが、タイトル、もしくはブックレットの解説に「Polska」「Vals」「Schottis」など伝統的なダンスの名前が記載されていることもあり、かっこいいことをやっていますが彼らの根底にはフォークがあるのだと感じます。 それを裏付けるわけではありませんが、ニッケルハルパのDavidは民族音楽学校の講師も務める人物で、イケイケでも堅実にやることはちゃんとやっていると言うのがこのアルバムの印象です。 何曲かゲストで参加しているベーシストが良い仕事をしているのも高評価。メロディに同期しとりボトムを支えたり器用に立ち回っています。 サウンドとしてはパーカッションがいたときのVäsenに近いかもしれません。 YouTubeで彼らの演奏を聴くことができます。(なお動画はボーカルグループとのコラボ動画なので、このアルバムにはボーカルは収録されていません、あしからず) →https://youtu.be/47Ekos395K0 オリジナル度★★★★☆ 勢い度★★★★☆ 民族音楽感★☆☆☆☆ 曲のバラエティ度★★★★☆ 【関連CD】 KONTRA https://resonosound.thebase.in/items/25841529 Två https://resonosound.thebase.in/items/24229178 Tre https://resonosound.thebase.in/items/24229186
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【北欧CD】Holmgång / Ale karr & Esko Järvelä【味わいのある疾走感】
¥ 2,800
Dreamers Circusのシターン担当Ale Carrと、Frigg, Tsuumi sound systemなどで活躍するフィドラー、Esko Järveläのデュオアルバム。 アレはスウェーデンとデンマークの、エスコはフィンランドの伝統音楽を聴いて学んで育った過去があり、今の大御所のポジションにいるフォークバンドの息子世代、という若手ながらも頭一つ抜けた実力のある二人です。 アレの演奏しているシターンという楽器ですが、北欧マンドーラとも呼ばれ、そちらについてはこのブログで詳しく解説しております。 https://www.resono-sound.com/2020/07/04/post-842/ このアルバムの第一印象はキャッチーさです。 軽快なシターンの刻みと伸びやかなフィドルは聴いていてテンションが上がるタイプのCDであることは間違いないでしょう。 2曲のトラッドを除いてはオリジナル曲なのでその点も良い意味で聴かせてくれる曲をラインナップしていますね。 ただ、2回3回聴いているとキャッチーなだけではない味わいがあることに気が付きます。 リズムを刻んでいないときのシターンはまろやかな音色でフィドルに寄り添い、 エスコのフィドルはいかにもフィンランドのフィドルらしい独特の艶があります。 世界を股にかけ各地のフェスに出演している彼らが伝統音楽を愛していることは言わずとも伝わることでしょう。 あっという間に聴けてしまう疾走感と、繰り返し聞きたくなるコクの両立は難しく、 それが成し遂げられているこのCDは素晴らしいです。 どの国っぽい、がそれほど無いけど漠然と北欧っぽい、と感じるのも面白いところですね。 聴きやすさ ★★★★☆ 民族音楽感 ★★☆☆☆ 爽やかさ ★★★★☆ 演奏技術 ★★★★★ 全9曲 約45分 【こんな人におすすめ】 勢いのある演奏が好きな人、さわやかな音楽が聴きたい人、擦弦楽器と撥弦楽器の両方を楽しみたい人 ショッピングアプリBASEからご覧の方は以下のURLから参考動画が見られます。 https://youtu.be/hbMEensBSsg https://youtu.be/jKsgyDeBPy4 https://youtu.be/CBOhmIOw750
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【北欧CD】Te Berga Blå / Ulrika Bodén【透き通る歌声】
¥ 2,800
Ulrika Bodén(ウリカ・ボデーン)のCDが入荷しました! こちらは2016年にリリースされたもので、2020年12月現在の最新作です。 スウェーデンのツインヴォーカルフォークバンド、Ranarimのヴォーカルとしても有名な彼女の歌声はどこまでも透き通り、それはまるで冷たく乾いた北欧の空気のよう。 1曲目に収録されているのは伴奏もいない、完全な歌のソロ。 これは牛を呼ぶときに歌われる伝統的な歌を引用しています。 他の曲ではニッケルハルパ、ギター、ハープギター、パーカッション、古楽器など様々な楽器が登場し、雰囲気の異なる音楽を楽しむことができます。 前述のRanarimは比較的、民族音楽感が少なめでキャッチーな曲が多いですがこのアルバムでは全体的に民族音楽っぽさを感じることができます。 歌は器楽よりも前から人々が語り継いできたものでもありますが、このアルバムも曲によっては中世音楽や古楽のような趣きが漂います。 しかしポップにアレンジされた6曲目などもあり、ヴァリエーション豊かな曲でウリカの歌声を楽しめるお得なアルバムかと。 ニッケルハルパのNikras Roswallをはじめ共演している演奏者も豪華です。 全14曲 約40分 ブックレットは英語併記あり 【こんな人におすすめ】 歌物が好きな人、女声ヴォーカルが好きな人、中世音楽が好きな人 ショッピングアプリBASEからご覧の方は以下のURLから参考動画が見られます。 https://youtu.be/iCU__C7gr3w https://youtu.be/zZVZEmy2S9w
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【北欧CD】JÄKTA / Hans-Ers, Rutanen & Dillner【瑞々しい勢い】
¥ 1,860
スウェーデンの若手ミュージシャン3人によるアンサンブルHans-Ers, Rutanen & Dillnerのミニアルバム。もうめちゃくちゃかっこいいです。ニッケルハルパのペトルスはフィドルとチェロとのユニットTrio Törnなどでも活動している新進気鋭の演奏家ですが、どちらもトラディショナルな要素と今風のイケてるアレンジを組み合わせ高い評価を得ています。 このアルバムではノルウェーの民族楽器、ハーディングフェーレも登場し、サウンドとしてはボトムをギターが支え、上で艶やかに奏でられるフィドル/ハーディングフェーレをニッケルハルパが上手くまとめているような印象でした。 アンサンブルが上手ですね、それぞれ個性的ではありますがぶつかっていないように感じました。 特にブックレット等は無く、紙のケースにCD一枚というローコストな作りですが、録音の音質、演奏のクオリティは文句なしです。 バンド的なサウンド、かっこいいアレンジ、そのあたりがお好きな方には刺さるCDかと。 聴きやすさ ★★★★☆ アンサンブル★★★★★ 民族音楽感 ★★☆☆☆ かっこよさ ★★★★☆ 爽やかさ ★★★★☆ 全6曲 約30分 ミニアルバムって感じですね 関連CD Northern Resonance / Northern Resonance https://resonosound.thebase.in/items/37544154 Debut / TRIO TÖRN https://resonosound.thebase.in/items/23665031 ショッピングアプリBASEからご覧の方は以下のURLから参考動画が見られます。 https://youtu.be/JS-qIwKee2w https://youtu.be/sQ_szRj57AU
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【北欧CD】Lummen / Sirus【半島と大陸のコラボレーション】
¥ 2,800
昨年即完売したこちらのCD、再入荷できました! 当店でも取り扱っていて大人気なニッケルハルパのJosefina Paulsonとフィドル、ギターなどを多彩に操るJonas Åkerlundのデュオに、ベルギー出身のアコーディオン奏者Sophie Cavezと南フランス出身のバリトンヴァイオリン(ヴィオラより大きい楽器です)奏者のBaltazar Montanaroによるデュオがコラボした最新作。 これを「北欧音楽」と言い切ってしまって良いのかは悩みどころですが、ヨセフィーナの弾くニッケルハルパが入ると途端にスウェーデンの風が吹くので北欧音楽として聴けると思います。2対2ですが、中心となっているのはスウェーデン人の二人ではないかとも思います。 コラボ相手のデュオも普段は大陸のダンスに基づいた音楽をベースに活動している2人ですので4人の親和性は非常に高く、モダンな曲も民俗感溢れる曲も「聴かせどころをわかっている演奏」を繰り広げてあっという間に1枚聴き終えることができます。 民俗音楽の中でもかっこいいものが好きな方には特におすすめのアルバムです! YouTubeで試聴が可能です→ https://youtu.be/m7KXJV13ldU オリジナル度★★★★★ 民族音楽感 ★★★★★ 勢い度 ★★★☆☆ 曲の幅広さ ★★★★★ 全11曲 約50分 →YouTubeで全曲の試聴が可能です https://youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_nu2FsDXfegbOha3vpe5aE7ajdzAuSzVFw
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【ケルトCD】 Voice of Sylva / Mari Tanaka 【アイリッシュハープの響き】
¥ 2,750
当店アイリッシュハープ講師の田中麻里さんによるソロアルバムがついに発売! 麻里さんのハープは癒やしの音色だと私は思っています。 もちろん様々なステージに立つ麻里さんは演奏する曲によってその音色を使い分けているわけですが、こちらのアルバムの収録曲は甘く芳醇に薫るアイリッシュハープの音を楽しめるような曲が中心に収録されています。 アイルランドのトラッドが5曲、スコットランドのトラッドが3曲、アイルランドの伝説的なハープ奏者 Turlough O'Carolanの曲が3曲、その他2曲の計12曲収録。 聴いて楽しむのはもちろんのこと、有名どころも多く収録されているためアイリッシュを演奏したい人にとっての教科書にもなることでしょう。 いやはや、また良いCDが一つ誕生してしまいました。 このCDを聴いて、ハープを弾いてみたいと思った方は当店でレッスンが受けられますのでアフターケアも万全です。 口当たりは柔らかくもふくよかに香りが広がるワインのような、ソロアイリッシュハープの豊かな響きをお楽しみください。 田中麻里さんHP https://www.harptanakamari.com/?fbclid=IwAR15qT76W5DJsFqN4S5r4yM7tFEYEVIO-1HVxS82E2pKMQe8QGL3c1CRPj8 photo:本多晃子 Instagram→https://www.instagram.com/akikohondalyricolor/?r=nametag&fbclid=IwAR1jmW-sDLKEnMuInOsCTTqBz8_OE39osoLIzFLsUYWqN7BSs7dw885vAc0
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【北欧CD】PATINA / Storis Limpan Band【計算され尽くしたデュオ】
¥ 2,700
熱い商品紹介記事はこちら→https://resonosound.thebase.in/blog/2020/11/13/154740 ニッケルハルパのMagnus Holmströmと12弦ギター、シターンのTomas Limpan Lindbergのデュオによるバンド、 Storis Limpan Bandのアルバムが入荷しました! 数曲のトラッドの他は彼らのオリジナルや現代曲が中心となっていますが、爽やかで聞きやすい曲が詰め込まれた心地良いアルバムになっています。 外見はイカつい兄ちゃんたち、という感じのある二人ですが(笑)、演奏はトラッド志向を感じられる丁寧な録音になっています。マグヌスのニッケルハルパは理性的で上手いです、本当に。 彼らの演奏はYoutubeで試聴ができます!ぜひご覧ください。 オリジナル度★★★☆☆ 爽やか度★★★★★ 民族音楽感★★☆☆☆ 演奏技術★★★★★ 下に掲載している動画です(BASEショッピングアプリでご覧の方はこちらのリンクからご覧ください) https://youtu.be/Klp9CCJCsjU https://youtu.be/XpqWUJaywZ0 https://youtu.be/DOeswvvJu68
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【北欧CD】små saker och stora ting / Josefina Paulson【爽やか】
¥ 2,800
SOLD OUT
ニッケルハルパ奏者のJosefina Paulsonとギターその他弦楽器奏者のJonas Åkerlundのデュオが織りなす響きは、聴くだけで北欧の風を感じることができるでしょう。部屋に流せば、もうそこはスウェーデンです。 タイトルは日本語で「小さいものと大きいもの」 このCDではスウェーデン伝統音楽とオリジナル曲を半分ずつくらいのバランスで聴くことができ、これから初めてスウェーデン音楽を聴いてみたいと思う方に本当におすすめのアルバムで、どれを聴くべきか迷っている方にはとりあえずこちらをおすすめしています。 しかも、JosefinaのレーベルにはもうこのCDの在庫はないらしく、そういう意味でも貴重な品物です!この機会にぜひ! 今だけブックレットの日本語翻訳が付いてきます。 二人の演奏はYoutubeでもご覧いただけますのでご参考になさってください! 下の動画はアルバム収録曲です! モダン度★★★☆☆ 癒やし度★★★★☆ 民族音楽感★★☆☆☆ アンサンブルの上手さ★★★★★ 関連CD →dag och natt / Josefina Paulson https://resonosound.thebase.in/items/23627464 下に掲載している動画です(BASEショッピングアプリでご覧の方はこちらのリンクからご覧ください) https://youtu.be/S5wGPsWwaOs https://youtu.be/0Jv4y36YRK8
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【北欧CD】dag och natt / Josefina Paulson【ゆったり流れる時間のように】
¥ 2,800
熱い紹介記事はこちら→ https://thebase.in/mag/resonosound/2020/07/20/141236 ニッケルハルパ奏者のJosefina Paulsonとギターその他弦楽器奏者のJonas Åkerlundのデュオが織りなす響きは、聴くだけで北欧の風を感じることができるでしょう。部屋に流せば、もうそこはスウェーデンです。 タイトルは日本語で「昼と夜」 まさに昼間から夜に時間の流れていくような、あるいは昼夜を問わず彼らにとってそこに在る音楽を表現しているのでしょうか、穏やかに聴けるアルバムとなっています。 曲目としてはオリジナルが多いですが、スウェーデン音楽らしさのたっぷり詰まった爽やかで心地良い一枚です。 なお、JosefinaのレーベルにはもうこのCDの在庫はないらしく、そういう意味でも貴重な品物です!この機会にぜひ! 今だけブックレットの日本語翻訳が付いてきます。 二人の演奏はYoutubeでもご覧いただけますのでご参考になさってください! 下の動画はアルバム収録曲です! オリジナル度★★★★☆ 癒やし度★★★★☆ 民族音楽感★★☆☆☆ アンサンブルの上手さ★★★★☆ 関連CD →små saker och stora ting / Josefina Paulson https://resonosound.thebase.in/items/19841703 下に掲載している動画です(BASEアプリでご覧の方はこちらのリンクからご覧ください) https://youtu.be/Y_NDgRdoaB0 https://youtu.be/5YYK6m8QxOs
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【北欧CD】 Örhängen / Erika & Cecilia 【魅せる伝統】
¥ 2,700
前作「Pärlor」から3年、2007年発売のErika&Ceciliaによる待望の2ndアルバム。前作のタイトルがパールで今作がイヤリング、といかにもお姉様たちらしいタイトルになっています。 編成はフィドルとニッケルハルパのデュオ。Ceciliaの使うニッケルハルパは通常のニッケルハルパよりも下の音域が拡張されているので豊かな低音を響かせるシーンもあります。Erikaのフィドルは装飾音も多用されたうねるようなリズム。みんなが知っている曲でもErikaが弾くと「こう変わるのか!」という驚きを与えてくれます。 2人とも同じUpplandの出身ということもあり息はぴったり。彼女たちのプレイスタイルは非常にかっこよく、ヒールブーツを履いてストンピングをしながら演奏している動画も見られます。というかっこよさに惹かれた私は敬意を込めて2人のことをお姉様と呼んでおります。 曲目は近代の作曲家のものが中心。もう伝統曲にカテゴライズされる作品ですが、彼女たちはその曲の可能性を最大に引き出していると感じます。マイナー(短調)の曲が多めなのは前作と同じで、Uppland曲に限らず様々な地方の曲を演奏しています。ソロ・二重唱あり。 泣く子も黙る可憐でパワフルな演奏はCDでも存分に楽しんでいただけることでしょう! 伝統性 ★★★☆☆ かっこよさ★★★★★ 演奏技術 ★★★★★ 民族音楽感★★★★☆ 全17曲 約50分 ブックレットはスウェーデン語、英語、フランス語 このCDのうちの4曲が彼女たちのHPから試聴できます! https://www.erikaochcecilia.se/musiken/ 関連CD Pärlor / Erika&Cecilia https://resonosound.thebase.in/items/26383345 Zeke / Cecilia Österholm https://resonosound.thebase.in/items/26383221 下に掲載している動画です(BASEショッピングアプリでご覧の方はこちらのリンクからご覧ください) https://youtu.be/6evh1nEAudE https://youtu.be/jKYRg1kthGU
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【北欧CD】Pärlor / Erika&Cecilia【惚れ惚れする擦弦デュオ】
¥ 2,600
フィドルのErika LindgrenとニッケルハルパのCecilia ÖsterholmのデュオによるCD。 1960~70年代に起こったスウェーデンのフォークリバイバル(フォーク音楽の再興運動)を、ニッケルハルパの生まれた町、ウップランドで過ごした彼女たち。当時は幼かった彼女らは二人とも音楽家の父を持ち、しっかりとそのエッセンスを受け継ぎながら、2人にしかできない演奏を聴かせてくれます。 トラッドから近現代の作曲、オリジナル、と幅広いレパートリーを収録。なんと言っても2人の相性の良さ、あるいは仲の良さから生まれる完璧なアンサンブルは圧巻です。2本の旋律楽器とは思えない音の厚みを生み出しています。 特徴的なのはマイナー(短調)の曲が多いことでしょうか。ファンシーなジャケットとは裏腹に非常にかっこいいアルバムに仕上がっています。 二人ともとにかく上手いのでかっこいいものが聴きたいならとりあえず選んで後悔はないかと。 Erika&Ceciliaの演奏はYouTubeで試聴できます。 オリジナル度★★★★☆ 勢い度★★★☆☆ 曲のバラエティ度★★★★☆ 民族音楽感★★★☆☆ アンサンブルの上手さ★★★★★ このCDのうちの3曲が彼女たちのHPから試聴できます! https://www.erikaochcecilia.se/musiken/ 関連CD Örhängen / Erika & Cecilia (彼女たちの2ndアルバム) https://resonosound.thebase.in/items/32134063 →Zeke / Cecilia Österholm https://resonosound.thebase.in/items/26383221 下に掲載している動画です(BASEショッピングアプリでご覧の方はこちらのリンクからご覧ください) https://youtu.be/h3t8a9wd4qw https://youtu.be/6evh1nEAudE https://youtu.be/jKYRg1kthGU
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【北欧CD】 Debut / TRIO TÖRN【重心の低いかっこよさ】
¥ 2,800
熱い紹介記事はこちら→ https://thebase.in/mag/resonosound/2020/06/26/165047 最年少でriksspelman(公認民族音楽家)の称号を獲得したニッケルハルパのペトルスが凄腕のフィドル&チェロと共演しているCD。曲は全てオリジナルでアレンジも凝ったものが多いですがそれでも“民族音楽感”が失われていないのは流石だと思います。 一曲目が始まったところから引き込まれる重厚感と疾走感。比較的若い世代の録音と言うこともあってか勢いと熱さが溢れています。 編成が擦弦楽器3本ということもあり、ときとして弦楽合奏のようにも響くところはクラシック音楽好きな方にもおすすめできるポイントです。厳かなフィドル、テクニカルなニッケルハルパ、そしてそれらを支えるチェロの低音。まさに三位一体となって聞こえるそのサウンドはクラシックとも民族音楽とも違った新しい世界を教えてくれることでしょう。 ギターやパーカッションがいないながらも損なわれていないビート感はチェリスト、クララの賜物。弓とピチカートを巧みに使い分けながら緻密ながらも勢いのある二人を包み込んでいます。 擦弦楽器の「熱さ」と「厚さ」を改めて実感できる最高の1枚です。 伝統性 ★★☆☆☆ 勢い ★★★★★ 演奏技術 ★★★★★ 曲の幅広さ★★★★☆ 民族音楽感★★☆☆☆ 全10曲 約50分 関連CD JÄKTA / Hans-Ers, Rutanen & Dillner https://resonosound.thebase.in/items/36935493 Northern Resonance / Northern Resonance https://resonosound.thebase.in/items/37544154 下に掲載している動画です(BASEショッピングアプリでご覧の方はこちらのリンクからご覧ください) https://youtu.be/FDaysrBr1iY https://youtu.be/fxKcpf0YekQ https://youtu.be/pdnNRsajPmQ
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【北欧CD】MASKIN / Olov Johansson, Erika Lindgren, Robert Larsson【名フィドラー揃い踏み】
¥ 2,700
8月28日は初めて国産バイオリンが作られたことからバイオリンの日になっていることを記念して、店頭でのみ販売していたCDをネットショップにも掲載!在庫僅少となっておりますのでお早めに! こちらのCDはフィドル3人(一部ニッケルハルパもあり)で伝統曲からそれぞれのオリジナルまで全部で21曲も演奏しているCDなのですが、Väsenというスウェーデンバンドの金字塔でニッケルハルパを弾くOlovが珍しくフィドルをバリバリ弾いている上、ErikaはErika&Ceciliaなどのユニットで活躍する非常に上手いフィドル奏者です。下に掲載している動画を見るとわかるかもしれないのですが、その2人を支えるように綺麗な音でまとめているのがRobertなんですよね、派手な2人に目を取られがちですが彼の立ち回りあってこそこれだけ充実したアンサンブルになっていると感じます。 このCDではGås-Andersという作曲家の遺した曲を多く演奏しています。表題曲であるMASKINも彼の作ったヴァルスなのですが、Gås-Andersは19世紀にかけて150曲以上もの曲を遺したとされているスウェーデンはウップランド地方のフィドラーで、演奏家として人気だった彼がダンス曲を弾くと誰もじっと座っていられなかったという逸話さえある人物です。彼の生誕200周年を記念する意味も込めて、楽譜には残っていない彼の音楽をこのアルバムに多く収録しています。 オリジナル曲も三者三様ですのでフィドルという楽器だけでここまで楽しめるのか!と北欧音楽とフィドルの魅力を再確認するのにもってこいのCDかと。 伝統性 ★★★★☆ アンサンブル★★★★★ 演奏技術 ★★★★★ 民族音楽感 ★★☆☆☆ 全21曲 約55分 下に掲載している動画です(BASEショッピングアプリでご覧の方はこちらのリンクからご覧ください) https://youtu.be/w6lcQ51bqyE https://youtu.be/6_CIwcdAu6o https://youtu.be/DuynQ_JCWX4 https://youtu.be/IvmWOLrfWiw
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