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【スウェディッシュフォークバンドの金字塔】Väsen【北欧CD】
¥2,500
ニッケルハルパのOlov Johansson、5弦ヴィオラのMikael Marin、12弦ギターのRoger Tallrothと言えば無印良品BGM8にも収録されている超有名ミュージシャンで、3人はVäsenというバンドを結成していました。(2022年10月現在、ギターのローゲルが脱退しVäsen Duoとして活動中。) 今回入荷したのはそんなVäsenの黄金期とも言われるトリオ時代を中心としたCDです。 古い順に紹介していきます。 Trio (2003年) その名の通りVäsenからパーカッションのアンドレが抜け、弦楽器3人となった初のアルバム。 民俗音楽らしさとモダンな聴きやすさを両立したアルバム。 ほぼオリジナル曲ですが比較的民俗色は強め。 ライブでも人気の曲、Josefins Dopvalsを収録。 この頃のミカエルはまだ5弦ヴィオラじゃ無くViolaとFiddleを持ち替えていたんですね~ Keyed Up (2004年) 全曲オリジナルとなった本作。 Väsenがやりたいことをやりたいようにやれているなと感じるアルバムとなっています。 3人のアンサンブルが安定してきたようにも思えます。 超聴きやすい曲ばかり。スタッフのお気に入り。 Linnaeus Väsen (2007年) このアルバムのみパーカッションのAndré Ferrariが再び加わっています。 パーカッションが入ったことによりアレンジへのこだわりがさらに加速しているように感じます。 曲を調べてみると案外トラッドが多いのですが、アレンジにより見違えるような変化を遂げているかと。 アンドレのパーカッションは北欧音楽でも屈指の上手さで、第4のメロディ楽器として上手くアンサンブルをしています。 Väsen Street (2009年) Väsen結成20周年を記念して制作されたアルバム。 バンドの活動を支えた人たちへの感謝の楽曲集となっています。(ほぼオリジナル) ウーロフのメロディの正確さが際立ち、20年の軌跡は伊達じゃ無いことを感じさせてくれます。 ゲストミュージシャンにパーカッションのアンドレの他、 ブルーグラス界からマンドリンのMike Marshall フィドルのDarol Angerを迎えたトラックも含まれています。 弊社代表のお気に入り。 音源は特に付けませんがVäsenで検索していただければ無限に映像が見られるので見てみてください!どれを買っても外れはないと思います! 関連CD Duo / Väsen https://resonosound.thebase.in/items/48094363
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【フィドル大集結!】Live / String Sisters【北欧・ケルトCD】
¥2,600
レソノサウンドについにDVDがやってきました! こちらはString Sistersという、女性フィドラーを集めたアンサンブルのライブDVDとなっております。やっぱり映像付きで聴くと色々違いますね! まずはメンバー紹介から Mairéad Ní Mhaonaigh — Irish fiddle, vocals (Ireland) Annbjørg Lien — Hardanger Fiddle (Norway) Liz Knowles — fiddle (USA) Catriona MacDonald — fiddle (Shetland, Scotland) Liz Carroll — fiddle (USA) Emma Härdelin — Fiddle, vocals (Sweden) アイルランド、スコットランド、スウェーデン、ノルウェー、アメリカと本当に各地から凄腕のフィドル奏者が集められていることがわかります。 ちなみに彼女たちが"Sisters"であるのに対し、サポートのバンドメンバーはMistersと呼ばれています。 David Milligan — piano (Scotland) Tore Bruvoll — guitar (Norway) Conrad Molleson — bass (Scotland) James Mackintosh — drums (Scotland) こちらも実力のあるミュージシャンたちで、"Sisters"の演奏を華々しく飾ります。 このDVDは2005年2月26日にノルウェーのドランメンシアターで行われたライブを録画編集したものになります。 収録曲数は全部で24曲!ライブとしても非常に満足感のあるものとなっております。 それぞれのルーツとなっている伝統音楽を弾いたり歌ったり、多国籍ながらもルーツを大切にしているという点では共通しているのか、見事なアンサンブルを奏でてくれています。 このDVDとは別のライブの映像ですが、参考動画を以下に掲載します。(アプリからご覧の方はURLをタップしてください) https://youtu.be/gUe1jA3a7_I https://youtu.be/hLMkJJpCJ1Q
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【ノルウェーの弦の音】Annbjørg Lien(アンビョルグリーエン)3枚セット【北欧CD】
¥6,600
Annbjørg Lien(アンビョルグリーエン)はノルウェーの非常に上手いフィドル・ハーディングフェーレ奏者(たまにニッケルハルパも弾きます)。 今回はそんな彼女の出しているアルバムを3つセット、お買い得価格でご提供いたします! それぞれのアルバムの詳細ですが、 Aliens Alive(2002) アンビョルグ初のライブ盤となっています。 Alienとはエイリアン(あるいは外国人)の意味ではなく、A (nnbjorg) lienという彼女の愛称だそうです。邦題を敢えて考えるなら「アンビョルグ、ここに在り」でしょうか。(宇宙人とかけているのかもしれませんが) 曲としては伝統的な旋律も交えながら、ときにはエレクトロニカな楽器やパーカッションも登場しつつ、かなりコンテンポラリーな作品が多めとなっております。ライブがまるまる一つ収録されているので(MCはカットされています)これだけでかなり満足感のあるアルバムです。 彼女の持つ伝統的な要素、ポップで現代的な要素、技術、作曲、全てがこの一枚に詰まっています。ライブ盤ですので、歓声や拍手が入っているのはご容赦ください。 Prisme(1996) アンビョルグの書いた曲が中心となっているアルバム。 彼女が作曲家としても非常に優れているということがわかる一枚です。 ギターやオルガン、パーカッション、笛などの楽器に彩られたフィドル・ハーディングフェーレの音色は非常にポップで聴きやすいものとなっています。ノルウェーや、その他の民俗音楽的要素を上手く組み合わせたことにより、彼女にしかできない表現を生み出しています。 felefeber(1994) タイトルを英訳するとNorwegian Fiddle Fantasiaとなっており、伝統的なフィドル・ハーディングフェーレの旋律をたっぷりと聴くことができるアルバムとなっております。 メインはそのノルウェーの伝統音楽にあるのは間違いないですが、何かしらの伴奏楽器がいるので聴いていて退屈に感じることは無いかと思います。 オリジナル曲に関してもかなり伝統的な要素を織り交ぜているので地に足が付いているなという実感です。 以下は参考動画のURLになります。アプリからご覧の方はURLからご視聴ください。 https://www.youtube.com/watch?v=Bvr5UIGC99k https://vimeo.com/80302879 https://vimeo.com/80281478 https://vimeo.com/80381653 バラ売りをご希望の方は1枚2500円で販売いたしますので、お問い合わせフォームからご連絡ください。
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【中世ファンタジー】Prins i Puttalandet / LURE【北欧CD】
¥2,800
LUREはマルチプレイヤー(ハーディガーディ、アコーディオン、バグパイプなど)のHarald Pettersson、シターン・歌のEsbjörn Hazelius、フィドル・歌のJonas Åkerlund、コントラバスのFredrik Bengtssonからなる4人組のバンド。本作はそんなLUREの2ndアルバムです。 ハーディガーディやバグパイプと言った持続音の鳴る楽器を中心に組み立てられている音楽性は中世の音楽を想起させますが、シターンのアレンジなどは現代的な要素も多く取り入れられており、タイトルの「小人の国の王子」の通りファンタジー的世界観を作り上げています。 南スウェーデンや西ダーラナの伝統曲や、メンバーそれぞれのオリジナルなど曲はバラエティに富んでいますし、特筆すべきはエスビョン・ハゼリウスのヴォーカル曲かもしれません。 ダンディな歌声とヨーナスによるコーラスはカントリーミュージックのようでもあり、しかしやはり北欧音楽であります。 全体を通して統一感があるので、こう言った音楽性が好きな方は大満足の1枚になることと思います。 サンプルでつけた動画のBGMはこのアルバムから引用されています。 ご参考までにお聴きください。 (LUREはYoutubeにもSpotifyにもいないためCDが貴重なのです)
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【宇宙との密会】KONTAKT / Folke, Emma, Josefina【北欧CD】
¥2,800
こちらはニッケルハルパ、フィドル、ギターの3人によるアルバムで、店頭でも売れ筋の商品です! スウェーデンの伝統音楽を中心に演奏し、いくつかギターのFolkeによるオリジナル曲が収録されています。全体的にかっこいいです。伝統曲もちょっと癖になるような曲が多くて、気付いたときには中毒になっているようなCDです。楽しげでとても聴きやすいので初心者の方にもおすすめしています。 ジャケットにUFOがいるのは、最後に収録されている曲、KONTAKTの最初の4つの音が宇宙みたいだから、だそうです笑 最近ではこの3人の活動はあまりしていないようなのですがアンサンブルとしての絡み合い方はとても心地良く、かなり充実度の高いアルバムだと思います。日本のプレイヤーもこのCDから曲を覚えたりしているようです。 オリジナル度★★★★☆ 伝統度 ★★★★☆ 民族音楽感 ★★★★☆ かっこよさ ★★★★☆ 全15曲 約45分 ブックレットは英語訳付き
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【おしゃアコ】MOSAIC / Alan Kelly【アイリッシュCD】
¥2,500
めちゃくちゃおしゃれなスウィングのリズムとホーンセクションに飛び込んでくるアコーディオンから始まるこちらのCD。 伝統的なアイルランドの音楽をおしゃれにアレンジした曲が詰め込まれています。 アランケリーはアイルランドでは珍しい鍵盤アコーディオン(ピアノアコーディオン)の奏者。 本作はモザイクの名の通り、アランのソロアルバムではありますが、上手いアコーディオンと、様々な楽器たちによる共演を楽しむことができます。特に代わる代わる表情を変えるアレンジが面白いと個人的にイチオシのCDです! 関連CD 【地道にコツコツと】Fourmilehouse / Alan & John Kelly【アイリッシュCD】 https://resonosound.thebase.in/items/65133504 参考音源 https://youtu.be/I9vL2Wvn4Dg https://youtu.be/fpeDybhpwwI
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【音楽小旅行】sirius / Aidan O'rourke【ケルトCD】
¥2,640
スコットランドの作曲家であり名フィドラーのエイダン・オルークが作り上げた捨て曲無しの名盤がこちら、siriusです。 フィドルを主体としたスコットランド・ケルトの音楽をベースにしながらも時にJAZZYな方法で調理された音楽たちは非常に聴きやすい仕上がりとなっています。エイダンはあくまで作曲家という感じで、フィドルが登場しない時間もそれなりにあります。編成としてはアコーディオン・ギター・ピアノ・ホイッスル・バグパイプなどが登場しますが特に全編を通してトランペットが活躍しているのがめちゃくちゃ良いポイント。こんな上手い使い方はなかなか聴けません。 音楽性としては独特な浮遊感を味わえるのが面白いと思う点の一つでもあります。そのへんがシリウスなのでしょうか、無重力の音楽に感じられるかも。 とにかく一度聴いていただきたいCDです。この機会にぜひ。 PayIDアプリからご覧の方はこちらのリンクからサンプル動画を視聴いただけます。 https://youtu.be/RLVZVJpceqc https://youtu.be/8CLRgUw08JM https://youtu.be/G1AOxKl8JWM
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【伝統とモダンの融合点】Fused / Michael McGoldrick 【アイリッシュCD】
¥2,500
2000年発売もあまり出回っていないレア盤が入荷しました! アイリッシュフルートからローホイッスル、イーリアンパイプスまで吹きこなしてしまうMichael McGoldrickのソロアルバム。ルナサやフルックと言ったバンドでも活動しています。 ソロと言ってもギターやパーカッション、キーボード、ホーンセクションなど様々なゲストミュージシャンたちが彼の音色を彩っている一作。ベースが良い味出してるんですよね~! 曲はトラッドとオリジナルが半々程度。トラッドもアレンジがかっこいいので全体的にモダンな印象を持つアルバムです。 とにかく笛が上手いので笛の音色を楽しみたい方はもちろん、テンションの上がるCDとなっておりますので元気が欲しいときなどにもお聴きいただけるかと。 全13曲、充実の1時間です。 PayIDアプリからご覧の方はこちらのリンクからサンプル動画を視聴いただけます。 https://youtu.be/PbUM8mn0_Hk https://youtu.be/qA9ocBlxnVc https://youtu.be/WqTO6Yc8H_s
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【アイルランドの4人と1匹】maybe tonight / Four Men and A Dog【アイリッシュCD】
¥2,400
アイリッシュCDでありながらアメリカ音楽をも彷彿とさせる、トラッド、カントリー、ロック、ソウルを飲み込んだ、マッチョなミュージシャン4人組。 技巧的なフィドルを聴かせるカハル・ヘイデン、多様なジャンルを飲み込んだギターのケヴィン・ドハティ、バンジョー奏者の革命家ジェリー・オコナー、巨体を振るわせてバウロンを叩くジーノ・ルパリの4人からなるフォーメンアンドアドッグ。 ゲストミュージシャンにアコーディオンやキーボード、パーカッション、ベースなども加わった充実の編成で、インスト曲はトラッド志向ですがヴォーカル曲はブルースやソウルの要素も取り入れバラエティに富んだ1枚となっています。 現在は解散している彼らの再結成時のレコーディングとなっています。 演奏は超ハッピー、ライブは大盛り上がり間違い無しの彼らの演奏をぜひこの機会に! ご奉仕価格で提供中です! PayIDアプリからご覧の方はこちらのリンクからサンプル動画を視聴いただけます。 https://youtu.be/_OeOamcLnp8 https://youtu.be/soGv9__fD2k
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【フィドルと駆け抜けろ】Polka Raggioso / Harv 【北欧CD】
¥2,400
スウェーデンのバンドHarvによる4thアルバム。編成はフィドル2本に12弦ギター、パーカッションという編成ですがときどきハーモニカやアコーディオンも登場します。蛇腹楽器と弦楽器の相性が良いんですよね、また。 Raggiosoはぴかぴかしているという意味のイタリア語。 フィドル担当Magnus Stinnerbomの使う共鳴弦付きフィドルの音色はその名の通り艶(つや)やかで彼独自のサウンドを作り上げています。 トラッドとオリジナルが1枚のアルバムの中に混在していますが、巧妙に混ぜ合わせたアレンジにより同じ耳で聴くことができ、その巧妙さから聴く人を飽きさせません。 パーカッションがいることも相まって非常にかっこいい仕上がりとなっています。 ヴィオラや12弦ギター、パーカッションで低音を補う部分はVäsenをも彷彿とさせますが、Harvの方が良い意味で若々しいように感じます。同年に出ている3rdアルバムのTöst!が比較的落ち着いていたのに対しこちらは勢い満点のアルバムになっています。フィドルと共に駆け抜けたくなる1枚。 Harvはスウェーデンの伝統音楽バンドとしてはかなりの実力派ではないかと。 様々な意味で押さえておいて間違いないバンドであることは確かです。 聴きやすさ★★★★★ 曲の幅広さ★★☆☆☆ 民族音楽感★★★★☆ 勢い ★★★★★ 全10曲 約42分 関連CD 【良い出汁出てます】Töst! / Harv【北欧CD】 https://resonosound.thebase.in/items/30777307
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【爽やか5人衆】ENDEAVOUR / Gráda【アイリッシュCD】
¥2,640
Grádaはヴォーカル、フィドル、ギター、アコーディオン、ベースなどの5人からなるアイリッシュトラッドバンド。楽器の持ち替えは多く行われるのでホイッスル、コンサーティーナ、バウロンなど聞ける音色はメンバーの数より多いです。 その実質的1stアルバムにあたるのがこちらの2002年リリースのENDEAVOUR。 若い頃の演奏ではありますがしっかりと地に足がついていて、伝統的な演奏を聴くことができます。 歌物も良いし、インストも良いです。これは名盤じゃないですかね! 特にインスト曲のかっこよさが半端ないです。キレッキレ。 歌物との割合は半々くらいの印象です。 爽やか度 ★★★★★ 民族音楽感★★★☆☆ 演奏技術 ★★★★☆ 全12曲 約47分 https://youtu.be/1yd_Bext4_A https://youtu.be/FPrNnmudDuk
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【ボタンアコと仲間たち】By Heck / David Munnelly【アイリッシュCD】
¥2,400
デイヴィッド・マネリィはボタン式アコーディオンの名手。 2004年に発売されたこのアルバムはソロ名義ではありますがフィドル、フルート、ピアノ、ギター、パーカッション、時にヴォーカルなどと共に聴き応えのあるアイリッシュを演奏してくれています。5曲目ではホーンセクションも参加し豪華な仕上がりに。 全体的にアレンジが秀逸で、飽きの来ない展開の数々が繰り広げられています。特にピアノによるアレンジが個人的には好みでした。 軽快かつ厚みのあるサウンドはアコーディオンの音色を存分に活かしていると思います。主役に回っても裏に回っても良い演奏をしてくれているあたり、流石実力のある演奏家という感じです。ノリの良い曲もバラードもお任せあれ。 新しいアイリッシュのCDをお探しの方、アコーディオンの音色が好きな方、おすすめのCDです。 ノリの良さ ★★★★☆ 曲の幅広さ ★★★★☆ 演奏技術 ★★★★★ オリジナル度★★★★☆ 全14曲 約57分 PayIDアプリからご覧の方は以下のURLから参考動画が見られます。 https://youtu.be/Rcl8uQvarAQ https://youtu.be/pHTegP_nSOw
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【カレリアの歌う少女現る】Iki / Värttinä【北欧CD】
¥2,500
ペリマンニ音楽研究家 三上紘司様より紹介文をお寄せいただきました。 フィンランドの民俗音楽バンドとして、JPPと人気と知名度を二分するヴァルティナ。その結成20周年にあたる年に出版されたアルバムが入荷しました。 ヴァルティナは、1983年、フィンランド東部北カレリア地方のレーッキュラという村で、この地方の伝統的な歌を演奏するバンドとして結成されました。 国内のみで2作品を発表した後、様々な事情でバンドを再編成。1991年に「Oi Dai」を発表すると、国際的な注目を集めます。 あくまでも伝統曲をベースにしながら、ハンガリーやブルガリア、ロシアの民謡、ロックやジャズといった「新しい」音楽を積極的に取り入れ、マシンガントークならぬ「マシンガンシンギング」というべきスタイルを確立します。 およそ2年おきという意欲的なペースで作品を発表した後、2003年、3度目となるバンドの再編成を経て発表されたのが、この「Iki」でした。 ボーカルは4人から3人になり、電子キーボードなどのエレクトロニクスをふんだんに用いた過去3作品から一転、アコースティック楽器とボーカルだけの編成に回帰したことで、爆発しそうなほどエネルギッシュだったサウンドは、歌詞とメロディにじっくりと耳を澄ませてみたいものに変わっています。 無伴奏のボーカル曲から始まり、ボーカル3人の掛け合いとハーモニーが美しい「Tuulen Tunto」、「Sepän Poika」と来て、4曲目の「Tauti」で、これまでのヴァルティナを知るファンは、「これぞ!」と感動するかもしれません。アグレッシヴな変拍子のメロディに、歯切れのよいリズムを刻むボーカルと伴奏。これぞヴァルティナ! 続く「Morsian」は、フィンランド語で「花嫁」を意味するタイトル。「私は永遠を誓い、永遠の不滅を誓います」花嫁の視点で描かれる、厳かで印象的な曲です。 そして「浮気男を鞭で追い出す」内容の「Nahkaruoska」では、「マシンガンシンギング」を彷彿とさせる小気味の良い歌に思わずニヤリ。 ここまで来たら後は最後の曲まで一気呵成。ボーカルを支えるバンドの躍動感溢れるインスト曲にひたり、再び無伴奏のボーカル曲「Syyllinen Syli (part 2)」で「Iki」は静かに、印象的に幕を閉じます。 ヴァルティナは、何度もメンバーを入れ替え、常に新しい音楽に挑戦してきました。伝統曲を歌わず、オリジナル曲だけの作品もありました。「Iki」は伝統曲5曲、オリジナル7曲とバランスのとれた作品。使う楽器も、カンテレやアコーディオン、ダブルベースに加え、ハーディー・ガーディーやポルトガルギターなど、「フィンランドの民俗音楽」を超え、「自分たちの音楽に必要な音」を選んでいるように思います。 3度目の大きな再編成、結成20周年。節目を迎えた直後のヴァルティナが打ち出すこれからの方向性を知る上でも、ぜひおすすめしたい一枚です。 BASEショッピングアプリでご覧の方はこちらのリンクから参考動画が見られます。 https://youtu.be/TlSPnk7j8DM https://youtu.be/l9ozxHOXf8I
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【北欧三銃士】Ahlberg, Ek & Roswall【北欧CD】
¥2,800
説明しよう!AERとは エンマ・オルベリ Emma Ahlberg : 5弦ヴァイオリン ダニエル・エーク Daniel Ek : ハープギター ニクラス・ロースヴァル Niklas Roswall : ニッケルハルパ / ムーラハルパ からなるスウェーデンフォークユニットである! 室内楽的な響きを持ちながら、フォーク特有の踊りたくなるグルーブも持ち合わせている、北欧音楽初心者の方からおすすめできるユニット。 今回は3種類のアルバムをご用意いたしました。 ◆Vintern(2012) 全15曲 1stアルバム。 超かっこいいユニゾンのフレーズから始まるこのアルバムは若さ溢れる勢いに富んだCDとなっています。 フォーク要素強め。全体的にかっこいい印象ですね。 ◆AER(2015) 全11曲 3rdアルバム。2ndがなくてすみません!!!!!!! トラッドとオリジナルが半々くらい。 先ほどのアルバムとは打って変わって全体的に長閑な印象。 室内楽の要素がやや強めかもしれません。 ◆Till Dans(2018) 全12曲 2021年現在最新作の4thアルバム。 下に掲載の動画の曲はこのアルバムに収録されています。 比較的民俗色強めかなーという印象です。 Midsommarnatt(夏至の夜)は名曲です。 動画の他にも彼らのオフィシャルサイトで曲を聴くことができます。 http://www.ahlbergekroswall.se/music/ 勢い度 ★★★★☆ アンサンブル★★★★☆ 民族音楽感 ★★★★☆ 演奏技術 ★★★★★ どれを買っても外れはないと思います。 3枚まとめて買うとお安くなるキャンペーンも開催中! →https://resonosound.thebase.in/items/53904585
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【北欧文化交流センター】Trading Nordic Traditions / TRANOTRA【北欧CD】
¥2,700
スウェーデンのフィドル・ヴィオラ奏者、デンマークのクラリネット奏者、ノルウェーのフィドル奏者、フィンランド/スウェーデンのアコーディオン奏者…と北欧諸国(アイスランドを除く)から演奏家が一人ずつ参加しているバンド、Trading Nordic Traditions通称Tranotoraのアルバム。 曲目はほとんどオリジナルですがメンバーそれぞれの方向性の違う曲は聴いていて面白いです。 私が聞くと、デンマークっぽい、フィンランドっぽい、なんて思ったりするのですが作曲者が必ずしも当たっているわけじゃなく、案外アレンジによって左右されるんだなと感じています。 クラリネットは通常の物に加えバスクラリネットも頻繁に登場します。 ちょうど空いている低音域を縦横無尽に駆け回るバスクラリネットは聞き所。 アコーディオンも曲によって笙のように聞こえるなど、国籍を意識しなくても充分楽しめるCDです。 曲の解説は流石北欧文化交流だけあって、英語で書かれています。 プロデュースはNordic TreeのTimo Alakotila ミックスはニッケルハルパ奏者のMagnus Holström そしてシベリウス音楽院の録音機材で録られている色々力の入った一枚です。 YouTubeで試聴ができます。 https://youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_k10UK9cLz1Vzao8Dmn9JfSSkeXF0ru8Jc 曲のバラエティ度 ★★★★★ オリジナル度 ★★★★☆ 勢い度 ★★★☆☆ 伝統度 ★★☆☆☆ 全9曲 約50分
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【北欧とおしゃれと古楽器と】Fri / Garizim 【北欧CD】
¥2,800
Garizimはハーディガーディ、サックス、コントラバスの3人で構成されたグループで、北欧やフランストラッドをジャズの語法を用いておしゃれにアレンジするスタイルが人気です。 ハーディガーディという楽器について念のため解説をしておくと、バイオリンで言う弓の代わりにハンドルを回すことで音を鳴らす楽器で、音程は鍵盤によって操作されます。ドローン弦と呼ばれる同じ音を出し続ける弦が備わっていることからバグパイプの代わりに使われることもしばしばあります。 ということもありハーディガーディの入った音楽は古楽的になることが多いのですが、Garizimは違います。 なにせハーディガーディ奏者のJohannes Geworkian Hellmanが最新のハーディガーディを紹介する動画を見たことがあるのですが、「こんな機能までついているんだ!」と最新の家電を紹介しているようでした(笑) ドローン弦をオフにしたり、オーバードライブをかけたような音にしたり、なんかもうやりたい放題でした。 ということで彼のハーディガーディはこの3人のジャズ的な音楽性を実現する、非常に綺麗な音を出しています。 サックスもElias Frigårdはソプラノからバリトンまでのサックスを吹き分ける手練れで、このアルバムでは主にソプラノサックスを使用していますが北欧らしい調和する音色です。 コントラバスのJordi Carrasco Hjelmはピチカートもさることながら弓の音が非常に良い音です。アルバムの一曲目はコントラバスのメロディから始まるのですが、「いい音だな~」と思ったのがこのアルバムを仕入れたきっかけの一つでした。 スウェーデンのトラッドとその他ヨーロッパのトラッド、そしてオリジナルを全てGarizimアレンジし、同じテイストで味わえるようにしたようなアルバムです。 動画をご覧いただくのが早いと思いますが、方向性はジャズです。 カジュアルに聴きやすいおすすめのCDです。ぜひ。 聴きやすさ★★★☆☆ 民族音楽感★★☆☆☆ おしゃれさ★★★★☆ モダン度 ★★★★★ 全9曲 約50分 ショッピングアプリBASEからご覧の方は以下のURLから参考動画が見られます。 https://youtu.be/aLkRzKH_sPA https://youtu.be/riCyj7Bt_BU https://youtu.be/sV7UyD6nazM
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【聴きすぎ注意】Hets med folkgrupp / VILDE【北欧CD】
¥2,800
このCDはニッケルハルパ×ギター×クラリネットという編成を基本としていますが、トラックごとに違ったゲストミュージシャンが参加しています。 VILDE Rikard Emgblom (ニッケルハルパ ) Nisse Blomster (ギター) Erik Larsson (クラリネット) オリジナル曲もあればスウェーデンの伝統曲や他の著名なミュージシャンの曲のカバーもしているのですが、VILDEアレンジが加わることによって知っている曲でもしばらく気付かずにいたりするんです。それが面白いところ。 したがって比較的、アレンジには力を入れている印象がありますが、味付けが濃すぎないちょうど良さは魅力です。 それから擦弦楽器、撥弦楽器、木管楽器と音色の違う楽器が3つであることを時に活かしつつ、時に上手く混ざり合いつつ曲を組み立てていくアンサンブルのスタイルはかなり心地良いです。全員主役、全員脇役。 VILDE、一般名詞なのも相まって(蛮族とかそんな意味合いのようです)YouTubeで探すのが難しいのですが、恐らく一番活動的と思われるギターのNisse Blomsterはまだヒットしてくれます。 にもかかわらずこのCDは全部YouTubeに上がっていて試聴することができます。 https://youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_loSzwKNhxVEPzUYaHIRKYK9aoF-VkOi0w 聴きやすさ★★★★☆ 民族音楽感★★★☆☆ バラエティ★★★★☆ モダン度 ★★★☆☆ 全12曲 約55分 あの、結構中毒性あります。 BASEショッピングアプリでご覧の方はこちらのリンクから参考動画が見られます。 https://youtu.be/ekvzTLsdvHo https://youtu.be/kV7-35mnPh4
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【役割分担の妙技】 Hommage | Collage / Nordic【北欧CD】
¥2,800
Nordicは演奏がひたすら上手いスウェーデンのフォークトリオです。 唯一の欠点は名称が一般名詞なせいで検索しづらい程度でしょうか。 〈メンバー〉 Eric Rydval - ニッケルハルパ Anders Lövberg - チェロ Magnus Zetterlund - マンドリン という構成になっています。 それぞれソロや別のユニットでも活躍している3人ですが、近年とりわけ目立つのはニッケルハルパのEric Rydval。バッハやヴィヴァルディのヴァイオリン曲をニッケルハルパで弾きこなしオーケストラと共演するなどプレイヤーとして一線に立ち続けています。 出す音の綺麗さやアプローチ、和声感はクラシック音楽的要素を匂わせるものがあります。 チェロのAnders Lövbergはフィドル、チェロ、コントラバス、ヴィオラダモーレ、ハーディングフェーレなどそのへんにある弓奏楽器ならなんでも弾ける凄まじい人です。 この人のチェロを聴いたときは「低音のフォークフィドル」だ、と思いました。メロディから伴奏まで役割に囚われていない縦横無尽さはフィドルもコントラバスも演奏する引き出しの多さが故でしょうか。 当店では彼の音だけを楽しめるソロアルバムも取り扱っております。 https://resonosound.thebase.in/items/25840189 また、Magnus Zetterlundは北欧音楽シーンでは比較的珍しいマンドリン奏者。 アイリッシュ方面でも活躍しているほか、ストックホルムの王立音楽院で教鞭を執っています。 …なんかステータスだけで上手いのが保証されている感じになりますよね。 その期待を裏切らないので彼らはすごいのですが。 北欧要素もアイリッシュ要素もクラシック要素も盛り込みました! 演奏も上手い! その代わりほぼオリジナル曲で、民俗感は薄めです! というのが端的な評価でしょうか。 ”Nordic”というジャンルを聴くと思っていただければ間違いないかと。 聴きやすさ ★★★★☆ 民族音楽感 ★☆☆☆☆ 華やかさ ★★★★☆ バラエティ度★★★★★ 2012年発売 1stアルバム Hommage 全11曲 約50分 こちらはYouTubeで全曲試聴可能です https://youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_mGenGy_qBwO7m5u7E_YahrNvzc0D3HxTU 2016年発売 2ndアルバム Collage 全9曲 約45分 下の掲載動画はこちらのアルバムの収録曲です。 1stと比べるとちょっと落ち着いてきれいめ寄りになった印象。 1st,2nd二枚同時購入キャンペーン実施中! https://resonosound.thebase.in/items/41064121 ショッピングアプリBASEからご覧の方は以下のURLから参考動画が見られます。 https://youtu.be/EAkfRJpkk50 https://youtu.be/rqgmOYpLLuo https://youtu.be/Z5ydSmGrCuU
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【スウェディッシュ×アイリッシュ】Fru Fortuna / KRACK
¥3,000
2019年夏に5枚だけ入荷したところ即完売したCDを再入荷できました! スウェーデンのフィドラーでありつつ、アイリッシュフィドルコースの教鞭も執っている Jennikel Andersson(Fiddle, concertina)を中心に、 Clara Andermo (Fiddle, alto fiddle) Lisa Klevebran (Flauto traverso, tin whistle) Erik Ronström (Guitar, piano) Johan Ronström (mandolin, percussion) の5人からなるKrack(クラーク)のアルバムです。 メンバーのスペルからなんとなく察しているかもしれませんが、スウェーデンのミュージシャンとアイルランドのミュージシャンが混ざったバンドです。 演奏曲はジグ、リール、ホーンパイプ、ポルカ、といったアイルランド伝統音楽をベースにしたものと、ポルスカ、ショッティスなどスウェーデン音楽をベースにしたものが両方取り入れられています。 北欧音楽を広めていると「ケルト音楽」と「北欧音楽」を一緒くたに認識されることがままあるのですが(それ自体は全く構わないです)、こちらはアイリッシュとスウェディッシュを同じメンバーが演奏しているCDなので通して聴くと「思ってたより似ていないぞ」ということに気付けるかもしれません。 どちらが良いという話では無いのですが(また無印良品では両方流れているのでなおさらややこしいですが)このアルバムにおける軽快なダンスチューンのアイリッシュと比べるとスウェディッシュはちょっともの悲しいような印象を持つと思います。それが全てではありませんが、特徴的な要素は出ているなと感じます。 逆に普段アイリッシュを聴いている人に聴かせると「アイリッシュがアイリッシュっぽくない」というような感想をいただくこともあり、双方に作用し合った"スウェディッシュアイリッシュ"という独自のジャンルなのかもしれないですね。 全部で12曲収録されていて、全体的な傾向としてはアイリッシュ寄りの爽やかめなアルバムとなっています。 なおギターのErik RonströmはMASSIVETというスウェーデンフォークバンドやKongeroというアカペラグループのプロデュースでも活躍している奏者です。そちらもぜひ。 爽やか度 ★★★★☆ 聴きやすさ ★★★★★ 民族音楽感 ★★★☆☆ バラエティ度★★★★☆ 全12曲 約55分 ブックレットはスウェーデン語と英語が併記。 関連CD →MASSIVET / MASSIVET https://resonosound.thebase.in/items/26331381
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【北欧JAZZ】The Onion's Core / IDKA JAZZ【おしゃかっこいい】
¥2,750
レソノサウンドでは北欧、特にスウェーデンのフォークを中心に取り扱っていますが、今回取引したレーベルがたまたまジャズのCDを取り扱っていて、検索してみたらわりと良かったので民俗音楽とは関係無いのですが仕入れちゃいました! サックス奏者 Ida Karlsson にピアノ Martin Juteus, ドラム Pontus Häggblom, ベース Zacharias Holmkvist が加わったカルテットでの演奏。 曲は全てサックス奏者 Ida Karlssonの作曲です。 ストックホルムのあたりまで来るとトラッドよりもポップスやジャズ、それからロックにメタルと様々な音楽を聴く機会の方が多くなってきます。 国際化――それはすなわち民族性の喪失にも近い現象でもあり、言語が無いインストの分野ではその国らしさがどの程度残るかは非常に難しい問題とも言えるでしょう。 ただ、全ての音楽がそうというわけではありませんが、スウェーデンの音楽は独特の浮遊感…言い換えれば重心の高さを感じることが多いです。 どことなくふわっとした感じというか、そういうノリ方をするのはフォークもポップスもそしてジャズにも共通していることかもしれないなとふと思いました。 このカルテットもただ上手いだけではなく、そういった軽さを持ち合わせているので北欧っぽいなと思いながら聴けるアルバムになっています。 なおこちらのアルバムはYouTubeで全曲試聴できます →https://youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_mUgNmnWTqzcPQHGyUQGGg94vosz6UiAOI フォーク屋さんがたまたま扱うジャズCDに興味がある方はぜひぜひ。 全8曲 約45分 ブックレット等は特にございません。 サックスの活躍するフォークCDもご一緒にどうぞ! Skogen i Staden / Goodland Trio https://resonosound.thebase.in/items/38223372 ショッピングアプリBASEからご覧の方は以下のURLから参考動画が見られます。 https://youtu.be/GcFafqc8Ju0 https://youtu.be/LKHquowHdv8 https://youtu.be/oJZCV3Rv3Hw
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【フォークアカペラ女声4重奏】kongero【北欧CD】
¥2,800
スウェーデンのフォークヴォーカルユニットkongeroのCDが3種類入荷しました! kongeroはアカペラで北欧のフォーク、オリジナル曲を歌う女声4声のアカペラグループ。 北欧にはkrajaなどアカペラグループがいくつかありますが、kongeroは美しさと民俗音楽感を上手く両立させている点で国内外問わずファンの多いグループです。 全体を通してスウェーデン語の歌詞で裏声よりきれいな地声を使う…北欧独特の歌唱法を用いています。スウェーデン語のさえずるような発音と巻き舌を使う民俗感は癖になります。言葉がわからなくても聴いていて楽しい言語だなと思います。 歌として残っている伝承曲、歌詞だけが残っていて彼女たちがメロディをつけたもの、楽器のための曲を歌詞の無い歌として歌ったもの、それからオリジナル曲と様々なパターンがありますが、いずれも組み立て方が素晴らしいんですよね、多声的な、メロディとハモりという形に収まらないスタイルは一体どうやって作っているんだろうと思うばかりです。 3つのCDもおおよそそのスタイルに則っているのですが、少しずつ紹介します。 om mikaelidagen (2008) (Member: Emma Björling, Emma Ludvigson, Lovisa Liljeberg, Josefin Peters) kongeroの1stアルバムです。 このときからkongeroとしてのスタイルは確立されていて、全く以て素晴らしいアルバムだと思います。 4曲目 kom å ta mejのような別の動きがだんだん増えていく形の曲は個人的にテンションが上がります。 11曲目 En lantman och en sjömanはフィンランドの伝統曲(歌詞はスウェーデン語です)だったりレパートリーは国内に限りません。 きれいさと勢いが上手い具合に両立しているアルバムかと。 全15曲 約40分 癒やし・◎・・・勢い 綺麗さ・・◎・・民俗感 Bakvända Världen (2011) (Member: Emma Björling, Lotta Björling, Lovisa Liljeberg, Anna Wikenius) こちらは2ndアルバム。メンバーが2名入れ替わっています。 1stと比べるとやや民族色と勢いが強めかな?と思います。 でもきれいめなトラックはどこまでも美しいのでちょっとそういう曲調が多いかな?程度です。 あと多分このアルバムが一番世界的には売れているのではないかと…推測ですが検索のヒット数が多いので。 癒やし・・◎・・勢い 綺麗さ・・・◎・民俗感 全12曲 約40分 kom (2018) (Member : Emma Björling, Lotta Björling, Anna Larsson, Anna Wikenius) 4thアルバム。3rdは入荷できませんでした…すみません。 2021年1月現在最も新しいアルバムになります。メンバーはさらに1人入れ替わり、創設時のメンバーはEmma Björlingのみに。 上2枚のアルバムはきれいさと民俗感を両立していることを売りに紹介していましたがこのアルバムはかなりきれいめに寄っていると思います。 そういった音楽がお好きな方には一番向いているアルバムかなと思いますし、癒やし係数は一番高いと思います。それでも歌唱法が民俗的なものなので、あくまでフォークグループなのがすごいところ。 TV-valsやGökpolskaはフィドルなどで演奏される伝統的な曲で、彼女たちはハミング的な歌詞の無い歌で演じています。それらはまた違った民俗的なキャラクターの作品で、どちらも良いのです。 全13曲 約40分 癒やし◎・・・・勢い 綺麗さ◎・・・・民俗感 いずれもスウェーデン語のブックレット(歌詞カード)付きです。 スウェーデン語ですが、トラッドなのか、オリジナルなのか、などはフォーマットさえ掴めれば読めるようになると思います。 また!こちら3枚をまとめ買いするとちょっとお得にお買い求めいただけるプランもご用意しましたのでぜひご検討くださいませ。 →https://resonosound.thebase.in/items/38314142 公式HPから試聴ができます→http://kongero.se/musik/ 関連CD →Två / LYY(Emma Björlingがヴォーカルを務めるポップフォークバンド) https://resonosound.thebase.in/items/24229178 Tre / LYY https://resonosound.thebase.in/items/24229186 ショッピングアプリBASEからご覧の方は以下のURLから参考動画が見られます。 https://youtu.be/VrHTlgFE-eg https://youtu.be/0QhseN7VYMU https://youtu.be/7ix2z5chIJA https://youtu.be/KDzqQnA5EEw
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【森の中の街】Skogen i Staden / Goodland Trio【北欧CD】
¥2,800
Goodland Trioはスウェーデンのフォークを演奏する3人組です。今は残念ながらほぼ活動していないみたいですが。 なんと言っても珍しいのがその組み合わせ! ソプラノサックス - Hanna Wiskari Griffits アコーディオン - Jonathan Larsson 12弦ギター - Oskar Reuter というメンバーで構成されており、トラックによってはフィドルやヴィオラがゲストミュージシャンとして参加していることはあるものの、基本的にその3つの楽器の組み合わせでオリジナルの北欧フォークを作り出しています。 サックス、しかもソプラノサックスはジャズでもクラシックでもメインメロディーをとることが多く比較的主張の強めな楽器だと思っていたのですが、Hannaの演奏するサックスは時としてクラリネットやフルートに聞こえる瞬間すらあるほど柔らかい音色でメロディーはもちろんハモりに回ったときの聴き心地の良さは格別です。 曲はトラッド風ではあるものの全曲がオリジナル曲となっていて、アルバム全体としてはスウェーデンもしくはデンマークのフォークに近い雰囲気の曲が多いかなと思います。 明るすぎず暗すぎず、どことなく哀愁のようなものが漂っています。 タイトルは The forest in the city モダンな都会っぽさと霧がかる森の空気感がまさに両立している良いアルバムです。 聴きやすさ★★★★★ 民族音楽感★★☆☆☆ 癒やし ★★★☆☆ モダン度 ★★★★☆ 全12曲 約50分 BASEショッピングアプリでご覧の方はこちらのリンクから参考動画が見られます。 https://youtu.be/g0HeTUwmpSo https://youtu.be/xAnw24SfjZE https://youtu.be/GgQCyL9vTDo
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【フォークとポップと透き通る声】Två / LYY【北欧CD】
¥2,800
今回ご紹介するCDは北欧音楽系CDの中でも全編通してボーカルのいるポップなバンド、LYYの2ndアルバム!(2012年リリース) ヴォーカルのEmmaはkongeroという女声ヴォーカル4人のフォークアカペラグループでも活動している他、ニッケルハルパのDavidは伝統音楽の演奏家としても名高い奏者ですが、このアルバムではヴォーカル、フィドル、ニッケルハルパ、ギター、パーカッションのバンド編成で演奏しており、歌自体は伝統曲のものもあるのですがアレンジはかなりポップめでフォークとポップスの融合という印象です。透き通る歌声にスウェーデン語の歌詞は聴いていて心地良く、フォーク(民俗音楽)のイメージよりずっとキャッチーでノリノリになれるアルバムです。 同じメンバーでリリースして当店で扱っているアルバム「Tre」と比べると、使われている楽器も少なくアレンジも複雑でないためとにかく楽しい印象で最後まで聴けてしまうそんな一枚です! オリジナル度★★★★★ ポップ度 ★★★★★ 癒やし度 ★★★★☆ 民族音楽感 ★☆☆☆☆ 全14曲 約60分 関連CD →Tre / LYY https://resonosound.thebase.in/items/24229186 kongero(ヴォーカルのEmmaが参加しているアカペラ合唱グループ) https://resonosound.thebase.in/items/38313786 公式HPから試聴ができます→http://lyy.se/music/ ショッピングアプリBASEからご覧の方は以下のURLから参考動画が見られます。 https://youtu.be/Lg4I26Mpxbk https://youtu.be/KseGXNsCZTM https://youtu.be/iR3Mms1di1k
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【隠し味には哀愁を】Tre / LYY【北欧CD】
¥2,800
今回ご紹介するCDは北欧音楽系CDの中でも全編通してボーカルのいるポップなバンド、LYYの3rdアルバム!(2016年リリース) ヴォーカルのEmmaは女声ヴォーカル4人によるフォークアカペラグループkongeroでも活動している他、ニッケルハルパのDavidは伝統音楽の演奏家としても名高い奏者ですが、このアルバムではヴォーカル、フィドル、ニッケルハルパ、ギター、パーカッションのバンド編成で演奏しており、歌自体は伝統曲のものもあるのですがアレンジの仕方がポップめでフォークとポップスの融合という印象です。 透き通る歌声にスウェーデン語の歌詞は聴いていて心地良く、フォーク(民俗音楽)のイメージよりずっとキャッチーで、難しいことを考えずに楽しめるアルバムです。 同じメンバーでリリースして当店で扱っているアルバム「Två」と比べると、使われている楽器やバックコーラスなどが音の厚みが増し、またアレンジもちょっと感傷的になれるような適度にキャッチーで適度にメランコリーな方向性になっています。 オリジナル度★★★★★ ポップ度 ★★★★☆ 癒やし度 ★★★☆☆ 民族音楽感 ★☆☆☆☆ 全11曲 約45分 関連CD →Två / LYY https://resonosound.thebase.in/items/24229178 kongero(ヴォーカルのEmmaが参加しているアカペラ合唱グループ) https://resonosound.thebase.in/items/38313786 公式HPから試聴ができます→http://lyy.se/music/ ショッピングアプリBASEからご覧の方は以下のURLから参考動画が見られます。 https://youtu.be/Lg4I26Mpxbk https://youtu.be/KseGXNsCZTM https://youtu.be/iR3Mms1di1k
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