2022/03/26 18:28

本日紹介するCDはこちら!
それぞれの商品ページから試聴できますので興味を持ったらぜひクリックしてみてくださいね!

1. SKOGEN i STADEN / GOODLAND TRIO

ソプラノサックス - Hanna Wiskari Griffits
アコーディオン - Jonathan Larsson
12弦ギター - Oskar Reuter
というメンバーで構成されており、基本的にその3つの楽器の組み合わせでオリジナルの北欧フォークを作り出しています。
特筆すべきなのはHannaのサックスの音色。時としてクラリネットに聞こえたり蛇腹楽器と溶け合ったり、彼女にしか出せないなんとも魅惑的な音色を奏でてくれています。とにかく1回聴いてみてください。
他のジャンルの音楽からは得られない柔らかな音色があると思います。
曲目はオリジナル曲ですが、北欧民俗音楽の雰囲気は確かに漂う良いバランスの曲が中心でとにかく聴きやすいです。
とか言ってたら思っていた以上のペースで売れてしまい早くしないと在庫無くなっちゃうかもしれません!
全12曲 約50分


2. fri / Garizim

Garizimはハーディガーディ、サックス、コントラバスの3人で構成されたグループで、北欧やフランストラッドをジャズの語法を用いておしゃれにアレンジするスタイルが人気です。
サックス奏者のElias Frigårdはソプラノからバリトンまでのサックスを吹きこなす奏者。
こちらでは主にソプラノかアルトサックスを使用しているのですが、ハーディガーディの艶やかな音色との一体感は素晴らしいです。前述のHannaと同様に他のジャンルとはちょっと違った北欧感ある音色はどこかに飛んでいってしまいそうなほど美しいです。
ハーディガーディはどうしても古楽的になりがちなところをめちゃくちゃきれいな音を出す奏者によってモダンなサウンドを実現しています。あとベーシストも非常に上手いです、弓もピチカートもいい音を出しています。
民俗音楽×モダンジャズの傑作、ぜひお聴きください。
全9曲 約50分


3.The Onion's Core / IDKA JAZZ

サックス奏者 Ida Karlsson率いるジャズバンドのオリジナル曲集。
編成はサックス・ピアノ・ベース・ドラムの4人。
まあとにかくサックスが上手いので演奏の参考になること間違いなし。
ストックホルムはメタルの他、ジャズでも有名な街であり北欧ジャズはその独特の浮遊感から人気を得ています。
このCDに関しては民俗音楽の文脈では無いのですが良い!と思ったので取り扱うことにしました。
個人的にはピアノのアプローチもおしゃれでいいなと思っています。鍵盤弾きも参考になるかも。
あ、でもベースも良いんですよね。あれ?全部良いのでは?
もちろんドラムもです。
フォーク屋さんがたまたま扱うジャズCDに興味がある方はぜひぜひ。
全8曲 約45分


以上、サックスプレイヤーにおすすめの北欧CD3選!でした。
フォークミュージックはフィドルが中心になりますが、中にはサックスを使ったモダンな物も存在します。
これをきっかけに北欧フォークへ興味を持っていただけたら嬉しいです!
では次の記事でお会いしましょう~

番外編
クラリネット奏者におすすめのCD!

Hets med folkgrupp / VILDE